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医療保険制度改革関連 |
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9月9日に「2018年度決算」と同時に、「2022年危機に向けた健保連の提案」を発表した。マスコミの反応は、中立的な報道が多かった。政府の「全世代型社会保障検討会議」に関する発表と重なり、注目度が上がったと思われる。 |
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地域医療構想 |
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当初の策定案どおりに進んでいない実態から、政府は公立・公的医療機関の検討を先行させる。今後は全医療機関の診療実績データを分析し、その結果から再編統合等について各都道府県で協議を行っていく。
厚労省は9月26日、公立・公的医療機関として、民間では担えないものに重点化することを目指し、病床数等の再検証について議論を進めるよう要請するとして424の医療機関名を公表した。 |
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2018年度概算医療費 |
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医療費総計は対前年度比3400億円増の42兆6000億円。75歳以上については、同3800億円増の16兆4000億円となった。75歳以上の増加額が全体の増加額とほぼ合致する。
1人当たり医療費については、総計が33万7000円。75歳未満が22万2000円、前期高齢者が49万1000円、後期高齢者が93万9000円となった。 |
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2019年度広報事業 |
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骨太方針2020に向けて、ツイッターを活用した「10万ツイート達成してみんなの声を国会に届けるぞプロジェクト」を実施。
これまでも色々な取り組みを行ってきたが、発信に対する理解や広がりも見られないため、最短・最速で世論形成を行い、とにかく知ってもらうということをコンセプトとしている。 |