●健康経営 |
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当健保ではデータヘルス計画の分析で、男子喫煙率は実に46.7%、飲酒量も1回に3合以上飲む方の比率が24.8%となるなど産業医もあきれる実態があきらかになりました。医療費も生活習慣病の重症化やがんの罹患率の高止まりなどで3年連続増加しているなどの危機的状況を受けて、会社が2月に健康宣言を行い、4月からは健保も参画した健康増進委員会が立ち上がり、健康経営の取り組みが始まりました。
ハイリスク者の選定とそのフォローや特定保健指導対象者への会社からの受診勧奨の実施などを主な施策とする「生活習慣病重症化対策」を策定。健康セミナーの開催や全社員を対象として健保ポイントなども付与するヘルスマイレージプランの企画・実施などを盛り込んだ「社員の健康意識向上」など6項目の目標設定を行い、順次開始しています。
すぐに成果は出ないかもしれませんが、データヘルス計画の分析結果を検証しながら、健保の「データヘルス計画」と事業主の「健康経営」を両輪として、健康増進活動を継続して進めていきたいと思っています。
(第4地区 N・T) |
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●業務負担を少なく |
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私は今春、定年を迎え、再雇用の身になりました。
会社に就職してから40年弱、定年の60歳になれば、毎日が日曜日で悠々自適(?)な生活を送るようになると、ずっと思って勤めてきました。ところが、近年の人手不足もあり、定年の少し前に会社から、「健保に出す人がいない(私の勤める健保は、単一で職員は全員母体企業からの出向者です)。しばらく残ってくれ」と言われ、結局、再雇用されることになりました。
定年再雇用後は給料が減るけれども、今までより少しは、自由な時間は取れるようになるだろうと勝手に思い、この機会に、老後の楽しみになるようなことを身に付けようとしています。以前から、退職後、何もせずにずっと家にこもっていると、本人は認知症に、奥さんは夫の言動がストレスになり体調を崩す「夫源病」になると聞いていたので、その解消になると思っています。
しかし、実際に再雇用になって給料は減ったけれど仕事は変わるわけもなく、自由な時間が多く取れるようにはなっていません。思い返せば、健保組合の業務は、特定健診・特定保健指導、データヘルス計画、情報連携作業など、制度変更ごとに負荷が重くなり、忙しくなってきたように感じています。加えて、最近は、厚生労働省からのアンケートが増加し、その回答で時間を取られています。個人的な思いになるかもしれませんが、厚生労働省に対して、健保組合の財政面に加えて、業務の負担も少なくなる、せめてこれ以上の業務負担がかからないような制度改正を進めていただくようにお願いします。
(第5地区 S・K) |
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●「今でしょ!」生活習慣の見直し |
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「今でしょ!」。何年か前にはやったフレーズ。
私事になるが、10年以上前に、身長172pで、体重が80sだった。日々ビール片手にスナック菓子を摘み、決まった運動はまったくしていなかった。
「そりゃ太るわ」
その年も健康診断を受ける時期がきて、「そろそろヤバいぞ」と戦々恐々で受診し、後日、結果を見ると『太り気味』とコメントされてはいたが、個々の数値はほぼ基準値内に収まっていた。「善玉コレステロール」にいたっては3桁であった。
「やった。もっと暴飲暴食できる」「いや、違う。なぜだ」
思い返せば、妻が作る日々の食事に野菜が出てくる。週に一度は背の青い魚が出てくる…。自分自身が身体にまったく気を使わず、身近な人が気を使ってくれていた。
「今すぐ改めよう」
毎日飲んでいたビールを控え、スナック菓子は完全に止め、空いた時間があれば歩く。とにかく続けよう。
現在49歳。体重60sで、データヘルス計画の作成に携わっている。
「生活習慣の見直し」と「運動習慣の定着」をテーマにデータヘルス計画を作成したが、健康診断を受けてもらって、基準値を超えた方に対して「今までの生活習慣を改めてください」とは、なかなか言い出しにくい。
しかし、「今すぐ」行うことで、生活習慣病の発症リスクのある40歳以降や、骨や筋肉の弱くなる50・60歳以上のそれぞれの年代になったときには、それらの健康に対する不安とは無縁になっていることを信じている。
(第6地区 H・H)
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投稿規定 |
「言わしてんか!聞いてんか!」 |
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500字以内。見出しも付けてください。原稿を添削する場合があります。 |
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イラスト、写真も歓迎します。 |
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原則として、投稿者の「所属組合名と実名」を掲載。匿名希望(イニシャル)の場合も、原稿には「所属組合名と実名」を明記してください。 |
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原稿は地区会の広報委員へ送ってください。 |
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問い合わせは、健保連大阪連合会事務局へ。(06-4795-5522) |
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