●健康プログラム |
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加入事業主の1社が昨年10月に「健康宣言」を行い、12月から従業員全員参加で独自の健康プログラムを始めました。
健康維持・意識向上に必要な6つのカテゴリー「体力増進」「ライフワークバランス推進」「食事・生活習慣改善」「禁煙促進」「疾病予防・早期発見」「メンタルヘルス」―ごとに複数プログラムを用意し、プログラムへの参加等に対して、健康マイレージを付与。対象期間終了後に、獲得ポイントに応じて商品と交換することができるものです。
健保では健診結果や健保が提供する保健事業への参加で得られるポイントを集計したり、事業主企画のウオーキングプログラムのため、希望者へ万歩計の貸し出しを行ったりしています。
事業主の担当の方は集計等で手間がかかり、ご苦労されていますが、社内のコミュニケーションが活発になるなど早速効果があらわれているようです。
健康づくりは楽しみながら、継続して行うことが必要です。仲間と一緒に行うこのような健康プログラムは非常に有効ではないでしょうか。
今年はこの活動を横展開し、新たに健康プログラムを始める事業主が増えるように健保の活動を強化したいと思っています。
(第4地区 N・T) |
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●効果次第で薬価も上下!? |
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増え続ける高額な薬が医療保険財政の悪化に拍車をかけている。高額薬剤の値段は効果に見合っているか? そんな費用対効果を分析し、低い場合には薬の公定価格を下げる制度が2018年度に本格導入されるという。
具体的な制度設計はこれからのようだが、各国ではすでに導入の動きが広がり、英国が積極的に活用しているという。新薬を使うことで既存の薬に比べて健康な生存年数を1年延ばすことができれば、その薬に対しては税金で負担し、対象外は自己負担になるとのことだ。
中医協あたりも評価の低い薬は保険適用から外すべきと言っ ている。
これだけの情報を読む限りではもっともな話で、保険者としても賛成なのだが、誰がどのように正当な評価をするのか、それが本当にできるものなのか、製薬会社や医療者の思惑がその評価に含まれなければよいのだがと思ってしまう。
薬の目的は患者の病気を治すためのものであって、効果の低い薬が出回っていることこそが問題ではないか。そんな薬を患者は知らずに飲まされているかもしれない。そんな現状を、とことん突き詰めてくれることを願わずにはいられない。
(第5地区 K・N) |
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●たばこ社会さようなら |
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みなさん、たばこは吸いますか? 私はいままで一度だけたばこを口にした(ひと呼吸ほど)くらいです。
私の父はかつて超ヘビースモーカーで、「いつ見てもたばこを持っている」と親戚中でも有名でした。それを見ていた私はさすがに吸いたいとは思いませんでした。
家中どこもかしこもたばこのヤニだらけで、文句を言うと「そんなこと関係ない」のひと言でした。よく私は父に「私たち家族が肺がんになったらお父さんのせいやから」って言い続けていました。
その父が入院をきっかけに禁煙したのですが、ある頃から夜になると表に出て行く父。親に隠れて吸う学生のように、外でたばこを吸っていました。そこから我が家はまたモクモク生活でした。
その後、あれだけ吸っていた父がピタッとたばこを止めました。分煙の始まりの頃で、その理由を聞くと「たばこを吸うことに対し、肩身が狭いと感じた」そうです。
世間では「禁煙しましょう」としきりに言っています。当健保でも禁煙PRを始めます。
「本人のため」「周りのため」、たばこは「百害あって一利なし」。たばこのない生活もいいものですよ。
わかっていても止められないたばこ。なにかきっかけをみつけて禁煙にトライしませんか。
(第6地区 S・K)
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投稿規定
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「言わしてんか!聞いてんか!」
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500字以内。手書き、ワープロ自由。見出しも付けてください。原稿を添削する場合があります。 |
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イラスト、写真も歓迎します。 |
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原則として、投稿者の「所属組合名と実名」を掲載。匿名希望(イニシャル)の場合も、原稿には「所属組合名と実名」を明記してください。 |
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原稿は地区会の広報委員へ送ってください。 |
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問い合わせは、健保連大阪連合会事務局へ。(06-4795-5522) |
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