●楽しく続けよう |
|
昨年、データヘルス計画策定のため、いろいろな健康維持・増進セミナーに参加した。お金をかけず、だれでも手軽にできる生活習慣病予防法としては、ウオーキングがよさそうだ。
まずは自分が実践しようと、これまで朝の通勤は2駅間電車を使っていたが、30分早起きして50分かけて歩くことにした。大阪城のお堀端を歩いていくのだが、季節のうつろいを感じながら歩くのは気持ちがいいものだ。
また、より楽しく歩けるようにと、活動量計を購入。活動量の目標を「中」に設定したため、往路片道歩いただけでは目標が達成できず、ときには帰りも(飲んだときでも)歩いて帰ったりするようになった。
毎日目標達成とはならないが、これまでなんとか週単位ではできていた。
ところが、このゴールデンウィーク、通勤で歩かない日が続き、厳しい事態に…。
「目標達成のためには、あと25分のジョギング、1時間15分のウオーキングが必要」などと活動量計に表示されるのを見ては、愛犬を連れて散歩に出かけた。
ふだんは散歩大好きな愛犬も、何度も連れ出され、怪訝(けげん)な顔で私を見つめる始末。
ともあれ、長く続けてこそ効果がでるものと自らに言い聞かせながら、ウオーキングを楽しんでいる。
(第4地区 N・T) |
|
|
●あなたの“マイ・スポーツ”はなんですか? |
|
「生涯スポーツ」ということばを耳にしたことはありますか。小さな子どもから高齢者まで、生涯を通じて、だれもが、いつでも、どこでも、気軽に参加できるスポーツのことです。
私は、スクエアダンスという、フォークダンスの一種を踊っています。愛好者の平均年齢は60歳代後半。小学生はもちろん、80歳を超えた方も多く、楽しく元気に踊っておられます。
女性が8割以上ですが、奥様に無理やり連れてこられ、定年を過ぎてから始める男性も多く、「若い頃から始めておけばよかった」と夢中で踊っています。
100余りの動作を覚え、その動作を思い出しながら踊るため、健康の維持だけではなく脳の活性化にも役立ち、生涯スポーツとしては最適です。
体力・スポーツに関する調査では、上位に「ウオーキング」「ジョギング」「体操」などが入り、一番の目的は「健康・体力づくりのため」だそうです。
生涯スポーツは、健康の保持・増進や体力の向上はもちろん、多くの人とのふれあい・交流によって「心の豊かさ」にもつながります。
これからの高齢化社会、健康的で明るく、活力のある生活を支え、健康寿命も延ばすことができる生涯スポーツ。おのずと医療費の抑制につながっていくような気がします。
「身体にいいことをなにかしていますか?」どこかで聞いたようなフレーズですが、「マイ・スポーツ」、みなさんもなにか始めてみましょう。
(第5地区 M・T) |
|
●救急車の「一部有料化」?! |
|
先ごろ、新聞で「財務省が、軽症者を対象に救急車の一部有料化を検討」という記事を見ました。
救急車の出動件数は、ここ10年間で約20%増加し、119番通報から現場到着までの所要時間も平均8.5分と、10年前と比べて2.2分延びているそうです。救急車の出動要請増加の背景には、日本社会の高齢化の進展や、一人暮らしの高齢者の増加があげられています。
一方、搬送者の半数は入院を必要としない軽症者が占め、緊急性のない状況で救急車を呼ぶ例が全国的に増加しています。軽症の場合の有料化により安易な救急要請を減らすことで重傷者への対応を迅速化させ、同時に財政負担を軽減したい考えのようです。
昨年、高齢の母が不整脈で、今年は弟が急性心筋梗塞で救急車のお世話になりました。幸い2人とも数日の入院でことなきを得ましたが、それからというもの、救急車のサイレンを聞くと他人事とは思えなくなりました。
今後、超高齢社会を迎え、だれもが安心して歳を重ねていくために、医療保険制度はもとより救急医療体制をどう整備していくのか。大きな課題だと感じた次第です。
(第6地区 S・S)
|
|
投稿規定
|
「言わしてんか!聞いてんか!」
|
■ |
500字以内。手書き、ワープロ自由。見出しも付けてください。原稿を添削する場合があります。 |
■ |
イラスト、写真も歓迎します。 |
■ |
原則として、投稿者の「所属組合名と実名」を掲載。匿名希望(イニシャル)の場合も、原稿には「所属組合名と実名」を明記してください。 |
■ |
原稿は地区会の広報委員へ送ってください。 |
■ |
問い合わせは、健保連大阪連合会事務局へ。(06-4795-5522) |
|
|
|
|
|