広報誌「かけはし」
 
■2013年5月 No.500
投稿 言わしてんか!聞いてんか!
   
●マイ ヘルス アップ!
 

 私の健康法は、とにかく"歩く!"こと。ひたすら歩く。暇さえあれば歩く、春夏秋冬を問わず歩くことである。
 勤続年数35年の57歳。年齢を重ね学生時代から遠ざかってくると、いろいろと弊害が出てくる。人間ドックは、毎年受診してはいるが、要観察&要再検査の文字が目に飛び込んでくることが多くなった。やはり、運動不足が原因と思われる。いまさら、スポーツジムに通うのも面倒くさく、最も重要な"お金"がかかる。
 そこで、と考えたのが、"ウオーキング"である。費用もいらず、なにも考えずに歩くこと。1年間、万歩計(買ってはいない)を付けて、1日=1万2千〜3千歩、歩くことによって数値が低くなり、要再検査項目がなくなった。
 また、歩くことによって、欲が出てきて、どうすれば効率よく歩けるか、体脂肪を減らすには、と考え出した。いまは、行き帰りの通勤の際、一つ手前の駅で下車し(約20分)、昼は近所の公園を約40分程度散歩している。雨が降れば、地下街を散歩。季節を感じて、景色を見ながら、"楽しく"散歩をしている。皆さんも、費用のかからないウオーキング(散歩)を始めて、健康を勝ち取ってみませんか。結構、楽しいですよ!
 そしてこれは、健保組合の運営に携わる者として、健康であることが、わずかではあるが医療費削減の一助になっているのでは・・・と、自己満足している。今日もどこかを、ひたすら歩いております。

(第4地区 T・M)

   
●血圧とストレスを下げる妙薬は
 

 私は高血圧症という持病との付き合いは、高1の夏からなので40年余りになります。
 この間、薬の服用を怠らず大過なく過ごしていますが、ここ2〜3年前から服用中にもかかわらず調子の悪いときがあり、なにが原因なのか考えたところ、どうも「肥満」、「ストレス」が原因ではないかという結論に達しました。ただ、肥満については週1回テニススクールに通っていることと、駅から勤務先まで毎日15分強を歩いており、最低限の運動は実行しているので、体重の変動はそれほどなくても、血圧を上げる原因ではないと確信しています。
 ではストレスは、というと、仕事がらみで思い当たるふしがありました。それは平成24年度、25年度と組合財政の不足を補うために連続して保険料率を引き上げたことです。
 24年度の予算編成では10年ぶりの引き上げとなり、早くから引き上げについて、組合会議員さん、事業主に対して働きかけを行ってきました。しかし、25年度は各拠出金がこちらの思惑以上の伸びを示し、数字となって表れてきたため、事前の取り組みを行う時間もないまま、組合会を実施した有様です。
 心配していた組合会は問題もなく、ことが運びましたが、身体のほうは最悪の状態にあり、組合会が始まる直前に鼻血が出て、応急処置にティッシュを詰めていたら、議員さんに「若いなあ」とからかわれる始末でした。
 26年度も同じ苦しみを味わいたくない思いでいっぱいですが、財政健全となるよう、そして血圧が安定するよう早急な抜本的改革を望むところです。

(第5地区 H・G)

 
●背後に隠された意味
 

 外国語なのに響きが日本語を連想させ、一度聞くと忘れがたい言葉がいくつかある。
 枢機卿が集まってローマ法王を選出する会議、ラテン語で「コンクラーベ」もその一つである。
 新しい法王が選出される秘密投票で、煙突から白い煙が上がるまでの「根くらべ」と覚えると一生忘れないだろう。
 また、ペルシャ語でスイカを意味する「ヘンダワネ」も同様である。
 「ヘンダワネ」と疑惑を抱く言葉に「総報酬割の導入」がある。
 「総報酬割」が導入されれば、健保組合や共済組合加入者には健康保険料の負担増につながり、健康保険料も国民負担である点においては税と同じだから、隠れた実質増税となる。
 後期高齢者支援金や介護納付金の算出方法の複雑さを意図的に利用し、負担増が進められていくならば、「社会保障・税一体改革大綱」にある「より受益感覚が得られ、納得感のある社会保障を実現する」という言葉がなにか虚しく聞こえる。
 もっと、国民に分かりやすい議論が展開されるべきであり、「大綱」にも「総報酬割の導入」ではなく、「総報酬割の導入により協会けんぽに対する国庫補助の健保組合と共済組合への肩代わり」に文言をかえれば、もっと国民にも理解しやすいのでは?

(第6地区 S・Y)
 

 
投稿規定
「言わしてんか!聞いてんか!」
500字以内。手書き、ワープロ自由。見出しも付けてください。原稿を添削する場合があります。
イラスト、写真も歓迎します。
原則として、投稿者の「所属組合名と実名」を掲載。匿名希望(イニシャル)の場合も、原稿には「所属組合名と実名」を明記してください。
原稿は地区会の広報委員へ送ってください。
問い合わせは、健保連大阪連合会事務局へ。(06-4795-5522)