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●分からないので教えてください |
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平素から不思議でたまらないと思っていることを、ほんの一部であるが羅列してみたい。
まずは身分証明書の疑問。わが国で身分証明の代表的なものは、運転免許証と健康保険証であろう。しかし、世界の常識からみれば、いずれも不適格なシロモノである。
なぜならば、前者は本人氏名のふりがながないのである。「昌子」は「まさこ」か「しょうこ」か分からない。正しい名前の読み方が分からないものは証明にはならない。
また、後者には写真がない。これら問題点は改善する方法があると思うが、なぜ改善されないのか分からない。なお、その後者の裏側には時折、「交付時に住所欄に住所を自署」という記述がある場合がある。これは氏名ではないので「自署」ではなく「自書」が正しいのであるが、某氏の説明によれば、関係法律文をそのままに写しているとのこと。明らかに間違った日本語は、やはり訂正すべきであろう。
最後にジェネリック医薬品について。有効性も安全性も厚労省によって認められている訳であるから「できればジェネリック」などという生易しい方法を取らず「先発品を指定しない限りジェネリック」とすればよいのではないか。こうすれば普及率は現行の2割台から欧米並みの7割台に伸びると思うが、なにか問題があるのであろうか。
(第4地区 A) |
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●健康人は歯が命 |
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私は、健保組合の事務長をしているが、最近どうも旗色が悪い。というのは、ご多分に洩れず、当組合も現在の高齢者医療制度が始まって以来、年々健保財政が悪化しているからだ。
その対策として効果的な保健事業を進めるため、医療費分析に本腰を入れ始めようとしているが、いざ分析を少し始めてみると歯科医療費の大きさに改めて驚き、この結果に「これからは歯の健康も保健事業の重点課題だっ!!」と保健事業部長の檄が飛んだ。が、その瞬間、私の心の中、いや口の中は、お先真っ暗となった。中学生頃から歯が徐々に悪くなり、現在ではインプラントはないもののクラウンや差し歯のオンパレードで自分の歯はわずか前歯1本のみ。とても「8020運動」(80歳になっても自分の歯を20本以上保とう運動)どころではない。数カ月前には差し歯の歯根の先端に膿が溜まり過ぎてとうとうアゴの骨を少し削られるはめになった。ただこれ以上他の歯を悪化させないよう最近は歯の定期検診を欠かすことなく受診している。しかし、やはり歯は健康の根本で、歯が1本でも悪くなるとうまく噛めなくなりすぐにお腹の調子のみならず体全体が悪くなってしまう。
以前、某CMで「芸能人は歯が命」というセリフがあったが、芸能人だけでなく、やはり「健康人は歯が命」と常々思う今日この頃である。
(第5地区 H・K) |
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●健康は「第一歩」から? |
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先日、デンマークでは国民の健康状態を改善し、平均寿命を伸ばす目的で「脂肪税」が導入されたという記事を見ました。思わず自身のおなか周りを見て「メタボに課税」と連想してしまいましたが、記事によると「脂肪税」とは、「飽和脂肪酸」を2.3%以上含む食品(バターやチーズ、肉類など)が課税対象だそうで、ちょっとホッとしました。ハンガリーでも塩分の高いポテトチップスなどの食品に課税を始めているとのこと。いずれも、そのような食品の消費を抑制し、健康を守るという目的だそうですが、ただの増税目的ではとの批判もあるようです。
健保組合でも、生活習慣のよくない人や喫煙者に対して保険料を値上げするなんてことが囁かれたりするのですが、やはり地道な保健事業を確実に実施するのが使命かと考えています。当健保では歩く仲間を増やすために毎年独自のウォーキングイベントを開催しています。楽しい仕掛けを考え、参加される方全員に歩数計をお渡ししています。題して「アーバンチャレンジ」!
さあ、歩数計を身に着けて今日も、「第一歩」から。
(第6地区 M・U)
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投稿規定
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「言わしてんか!聞いてんか!」
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500字以内。手書き、ワープロ自由。見出しも付けてください。原稿を添削する場合があります。 |
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イラスト、写真も歓迎します。 |
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原則として、投稿者の「所属組合名と実名」を掲載。匿名希望(イニシャル)の場合も、原稿には「所属組合名と実名」を明記してください。 |
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原稿は地区会の広報委員へ送ってください。 |
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問い合わせは、健保連事務局・宗像(06-4795-5522)へ。 |
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