広報誌「かけはし」
 
■2009年6月 No.453

大阪連合会183組合の決算見込み、317億円の赤字
1.適用状況
 
(1)
組合数は2組合減の183組合となった。
 
(2)
被保険者数は1,781,993人、対前年度比43,863人(2.40%)減であり、被扶養者数は1,738,115人、対前年度比123,283人(6.62%)の大幅な減となり、扶養率は0.98と低下した。
 
(3)
平均標準報酬月額は373,319円で、対前年度比600円(0.16%)減少、平均標準賞与額は1,208,959円で、対前年度比4,515円(0.37%)減少した。
 
(4)
一般保険料率(調整保険料率含む)は72.7‰で0.1ポイント増である。
2.納付金等の状況
 
(1)
20年度の納付金等の合計は3,137億円で、19年度の拠出金等の合計2,775億円に対し、362億円(13.02%)の伸びである。
 
(2)
保険料収入に対する割合は43.1%で、前年度(37.4%)より高い水準となっている。
3.経常収支の状況
 
(1)
過去2年間の経常収支は、18年度360億円、19年度187億円と、いずれも黒字であったが、20年度は317億円の赤字となった。19年度との比較では504億円の経常収支悪化となった。
 
(2)
赤字組合は117組合で、前年より29組合増加した。
平成20年度 健保組合(大阪連合会)決算見込み概要
項   目
平成19年度決算
平成20年度決算見込み
一般保険料率
72.6
72.7
1 人当たり保険料
40.6
万円
40.9
万円
1人当たり法定給付費
21.6
万円
22.3
万円
1 人当たり納付金等
15.2
万円
17.6
万円
保険料収入に対する
納付金等の割合
37.4
43.1
経常収支差引額
187
億円
△317
億円
赤字組合の割合
47.6
63.9