マスコミ等の批判が多い後期高齢者医療制度に対する健保連の主張を整理した。
制度改革の基本的な骨格、理念、方向性はわれわれの主張する医療制度改革の一歩として評価できる。しかし、新制度が複雑で国民的理解が得られないので、問題点の改善と定着を政府に求める。
給付と負担の関係の明確化、「広域連合」という運営主体設置は評価する。前期高齢者医療制度には公費を投入すべき─など。
費用負担者の意見を反映する議論を深め、また、基礎数値の情報をオープンにし、健保組合の負担増に対する激変緩和措置の継続・拡大を厚労省へ求めていく等を確認した。
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