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●自助努力も限界 |
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当健保組合では、平成20年度から始まる「特定健診・保健指導の義務化」と「新たな高齢者医療制度創設に伴う納付金等」に備え、平成19年度のなかで「特定健診・保健指導の実施方法」と「支出削減のための施策」の検討を進めてきました。
「職員の削減を伴う事務所費の効率化」や「がん検診に 対する個人負担の導入や保健事業の見直し」などを行い、所要財源率で2‰の削減を実行しましたが、「特定健診・保健指導の義務化に伴う予算」と「新たな高齢者医療制度創設に伴う納付金等」により、所要財源率で11‰の予算化が必要となり、差引9‰の財政悪化となりました。
平成20年度予算では、準備金の取り崩しにより、保険料率は維持しましたが、平成21年度は保険料率の引き上げが必至の状況です。
しかしながら、当健保組合の保険料率は政管健保と同じであり、大幅な保険料率の引き上げには事業主・被保険者の理解を得ることもむずかしく、頭の痛いところであります。これまでも、レセプト点検や被扶養者の定期検認も地道に行ってきましたが、財政悪化は進むばかりで、自助努力も限界かなという思いがあります。
(第4地区 S・I) |
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●「メタボ健診」のPR |
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4月から始まった新しい健診、特定健診は、別名「メタボ健診」と呼ばれ、メタボリックシンドローム該当者、およびその予備群に対して生活指導を行い、生活習慣病の発症予防を目的としています。
当組合では、従来より、被保険者を対象に成人病健診、人間ドック、また被扶養者を対象にした主婦健診を実施していましたので、平成20年度には特定健診項目を加えそれぞれの健診を受診すると特定健診を受けたことになります。
被保険者は、事業主が行う安衛法の健診もあり、受診率も高いのですが、被扶養者は、受診率が10%程度にとどまっています。
昨年は、被扶養者を対象に特定健診のアンケートを実施したところ、住民健診の受診者が38%と多く、当組合にて主婦健診を行っていることを知らない、また年3回発行している「けんぽニュース」を見たことがない方が55%という結果が出ています。
そこで、7月に主婦健診、特定健診のPRをかねて、被扶養者のご自宅あてに「けんぽニュース」を送付することにしています。少しでも受診率が上昇してくれるとよいのですが…。
大阪府以外の該当者には「受診券」を発行する予定ですが、現在、「Bタイプ」は、市区町村と診療機関との契約が遅れている状況でもあり、昨年まで住民健診を受診されていた方には、健診機関が少なくなり、困られるケースが多くなるのではと懸念されます。
メタボという言葉は、テレビや新聞等の影響で浸透してきましたが、特定健診・保健指導については、まだまだ知られていないので、組合員の方々に分かりやすい広報活動をすすめていきたいと思います。
私も、少々メタボちゃん!!
食生活では、脂肪、糖分、塩分(余分3兄弟)に気をつけて、1日1万歩を歩くよう心がけている今日この頃です。また、“笑う門には福来る”といわれますので、お笑い番組を見てストレス解消をしています。
ホップ・ステップ・ジャンピングゥ〜〜!!
(第5地区 K・K)
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●特定健診スタート |
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5月になって4月に受診した特定健診の結果データが医療機関から送られてきた。昨年から各医療機関と進めてきた特定健診のXML形式の電子データによる受け渡しと、そのデータの取り込みがいよいよ本番を迎えた。
果たして順調に取り込めるだろうか?と不安半分、期待半分でいざシステム稼働!
いきなりエラーメッセージにショック…。まあそういうこともあるさと、次の健診機関のデータにトライすると、こちらもエラー。次々にエラーで、結局第1回取り込みは全滅。
システム会社に電話したり、医療機関に電話して、エラーになったことを説明したが、XML形式は健保職員や医療機関の担当職員には難解過ぎて、医療システムの専門家に連絡して解決してもらうしか方法がない。国の標準的形式であるXMLを理解するのは相当難しいと感じた。
「XML」を合言葉に準備してきた特定健診データ授受は、なんとも心もとないスタートとなったが、この1年はまず特定健診のシステムをきちっと稼働させ、特定健診の結果データを確実に取り込むことを第一にやっていかなければとの思いを新たにした。
(第6地区 Y・M)
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投稿規定
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「言わしてんか!聞いてんか!」
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500字以内。手書き、ワープロ自由。見出しも付けてください。原稿を添削する場合があります。 |
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イラスト、写真も歓迎します。 |
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原則として、投稿者の「所属組合名と実名」を掲載。匿名希望(イニシャル)の場合も、原稿には「所属組合名と実名」を明記してください。 |
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原稿は地区会の広報委員へ送ってください。 |
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問い合わせは、健保連事務局・辰巳(06-4795-5522)へ。 |
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