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制度改革関係 |
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国会の動きは、年金の一元化法案、社会保険庁改革関連法案があり、年金の一元化法案に、パートの適用拡大問題が含まれている。
特定健診、特定保健指導について標準的なプログラムの確定版が示されたが、安衛法での腹囲の追加が決着していない状態である。
医師会が公表した「グランドデザイン2007」は、一部負担を2割、高齢者の患者負担0.5割、保険料0.5割、公費9割という従来の線に戻っている。 |
(2) |
共同情報システム |
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特別構築委員会は、システム構築の業者選定について議論した。最終的には評価が高かった鰍mTTデータ・三菱電機潟Oループを、満場一致でベンダーと決定した。
ブロック別説明会は、近畿が4月26日となった。 |
(3) |
高齢者医療制度の負担緩和措置 |
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健保連としては、高齢者医療制度の負担緩和措置について、20年度政府予算概算要求を視野に、厚生労働省へ要請することとした。
国の実施している臨時補助金等の負担緩和措置、高齢者医療制度施行に伴い、負担が著しく増加する組合への補助等である。
制度見直しに関する事項としては、前期に公費を投入すべきこと、5年後の見直しの前倒し、高齢者医療の運営に健保連の意見が反映される仕組み等である。 |
(4) |
介護保険制度 |
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介護保険の有識者会議に健保連の代表者も参加しているが、健保連としてのスタンスを確認した。
介護ニーズは高齢者特有のものではないが、現行制度は高齢化を要件に制度が設計されており、この理念により、受給者の在り方、被保険者の範囲を20歳とする等には消極的反対の立場であることを確認した。 |