レセプト情報管理システム拡張開発事業について、進捗報告があった。レセプト情報管理システム(支払基金提供)は今年春から実施し、最初40組合が導入し、本年度中には580組合程度がこれをいれるという予定となっている。
このシステムに、オンライン請求様式とされる「CSV情報」の受け入れ・管理・活用を可能とするシステムに拡張しようという事業である。
平成15年度より設置されている検討委員会において引き続き検討するとともに、同委員会のもと点検機能検討部会、分析機能検討部会を設置し検討を行ってきた。
本体システム(11事業者に分かれていて11システムある)、点検サブシステム(CSV情報の取り込み、算定ルールチェック等─事業者エム・エイチ・アイ)、共通パッケージ(画像生成、変換ツール等─事業者NTTデータ)として開発することとしている。今後は、組合向けパンフレットを作成してPRするとされている。
組合独自開発などは、組合対応支援事業の補助金を申請できることとなっている。
健診義務化のほうに関心がいっているが、急ぎ対応しなければいけないのはこのオンライン対応であり、各組合での検討が必要である。
オンライン化、健診義務化、QRコード、いずれもIT関連であり、健保の仕事もITを使いこなす必要がある。 |