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@国民健康保険公団
地域保険の財政悪化の対策として、2000年に職域保険と統合し、韓国唯一の保険者として発足。財政調整、保険料負担の平準化や給付範囲の拡大が図られたが、地域保険関係者の所得把握が難しく、職域保険関係者との不公平感が課題である。
A健康保険審査評価院
韓国唯一の審査機関で、1年間で8億件のレセプトを1,500人体制で審査および評価をしている。
そのうち、90%はコンピュータ審査。EDI(Electronic Data
Interchange)システムを導入し、世界初の電子請求時代を実現できた。現在は、100%電子化達成。
Bソウル大学校病院
1,633床、職員4,600人規模の韓国の中核病院。オーダリングシステムにより、自動的にレセプトが作成できるため、医事課ではレセプト入力の必要がなくなった。
紙からEDIに変わったため、余力人材を統計分析など病院経営に資する付加価値の高い仕事にシフトすることができた。
Cソウル特別市医師会
大阪府医師会と相互交流のあるソウル特別市医師会で、保険者の統合・一元化やEDI、情報公開に関する意見を聞くことができた。
D柳韓大学
「重症患者の会」代表と保険者の統合・一元化、保険給付の拡大や情報公開について意見交換ができた。 |