広報誌「かけはし」

■2005年9月 No.408
 
 

 10月は健保連および健康保険組合が定めた健康強調月間です。この行事は健康づくりに関する各種事業の実施を通じて、皆様の健康の保持・増進を図るとともに、広く全国民が自らの健康について関心を高め、健康で明るい職場と家庭をつくりあげることを目的に毎年実施しているもので、今年で40回目となります。


 この季節、食欲・読書欲・学習欲等、様々な意欲が増幅されますね。そこでもう一つ、あなたの健康にも意欲をもってみませんか。今健康な方も、ちょっと不安な方も、それぞれにあったプランで、未来のあなたにつながる「健康貯蓄」、実践しましょう。

 忙しい毎日に追われ、日々の生活習慣や生活態度が乱れたままになっていませんか。健康は毎日の積み重ねで培われるものです。食事・体重・運動・休養といった生活習慣全般をふり返り、バランスの取れた健康づくりを目指してください。

 健康について考えるなら、自分のことばかりでなく、周りの人の健康を気遣うことも大切なことです。タバコの煙は周囲に広がります。職場でも家庭でも、非喫煙者の健康に悪影響を与えない心配りを持つことを忘れずに。

 「スポーツの秋」で、この機会に何か運動を始めようと思っている方は、ぜひウオーキングから始めてはいかがですか。ウオーキングは、気分転換や運動不足の解消になり、病気の予防にも高い効果が得られます。その「一歩」を健康に向けて踏み出してみましょう。

 ストレスはそれ自体が悪いものではありませんが、蓄積してくると心身の健康障害につながる恐れがあります。仕事や日常生活に支障をきたす前に、まずストレスを自覚しましょう。そして、休養を積極的に取り、自分に合ったリラックス・リフレッシュ法を見つけましょう。