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●被保険者証のカード化について |
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平成17年は、被保険者証の更新時期となり、被保険 者証のカード化実施に踏み切るか検討中である。
先日、平成16年度健康保険組合予算編成事務に係る質問に対する回答において、近畿厚生局健康福祉部社会保険課長から健保連大阪連合会へ、さらに各健保組合宛に連絡されたカード化に係る質問の回答は、「保険者の財政状況等を考慮し、対応してください。また、証更新についての通知を発送する予定はありませんが、……」との内容となっている。
被保険者の利便性では、1人1枚のカード化は非常に便利なものになると思うが、カード化による、医療機関のインフラ整備がどのようになり、またカード機能がどのようになるのかが一切見えない現況では、保険者側としては今、カード化にしても、医療機関のインフラ整備に伴いカード機能が決定した段階では、再度カードの作成をする必要があり、費用の二重負担となる。
政管健保では、平成16年3月末までにカード化が図られた。現在、健保組合の財政が窮迫するなかで二重の費用負担が可能なのか不思議に思う。
厚生労働省が率先してカード化を推進するのであれば、医療機関のインフラ整備、カードの機能をどのような計画で推進しようとしているのか方向性を早急に示していただきたい。
(第1地区 T・K) |
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●ひとり言と小さなプラス考 |
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私が健保業務に就いて1年。この間、健保連の書籍や「かけはし」などを読むにつれ、財政赤字、健保の危機、拠出金、医療費制度改革、総報酬制の字が目に飛び込む。我組合でも同じくこの字句が大きな壁に。気にせず運営したくとも、夢のまた夢。今予算編成では直営保養所廃止、保険料率変更、負担割合の変更など被保険者にとってはマイナス要素ばかり。組合運営方針には仕方ないのかと諦めとともに空しさも。昨年の健保組合全国大会の決議事項が早期実現できることを望むばかり。
少しは原点に戻りプラスを考えてみよう。自分が病気にならぬためには自分の健康意識をいかに高く持つのか。1組合でもやれることがあるはず。健康増進法「健康日本21」もその大きな柱。栄養、運動、 こころ、タバコ、酒、歯、皆自分の周りにあるものばかり。当組合も保健事業としてこれをサポート、推進中である。法の趣旨や目的を達成するためではなく、自分がいかに健康を守るかがポイント。今後の疾病発病の「一次予防」となって、医療費削減効果を期待したい。先の長い挑戦だが1組合が事業を展開し、皆がその気持ちになれば夢のまた夢が現実になることも。ちなみに私は、数十年、趣味が講じた畑の野菜作りと、ジョギング15q程度を毎週実行中。快適な汗を流し、風邪を引いた記憶も遠い昔に。
(第2地区 Y・F)
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●お酒を飲まない人も気をつけよう |
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以前、値上げ前に買っていた発泡酒がなくなり、新たに購入した時に、値上げされていたことを忘れていることに気がつきました。またタバコも値上げされていたと考えていたら、フランスでもタバコを年に2回も値上げし860円位になって暴動が起きたことを思い出しました。そんなある日、ある番組を晩酌しながら、なにげなく眺めていると、肝臓をテーマにした内容をやっていました。
肝臓といえばお酒を飲む人には、休肝日をとよく言われており、お酒を飲まない人はあまり関係しないと思っていましたが、お酒を飲まない人にも影響があることを知りました。それは肝臓で糖を脂肪に変えるようです。しかも、お酒類には糖はなく、アルコールを分解する時に脂肪に変えられ、ダイエットなどで野菜食中心でも問題のようです。なぜなら脂肪に変えられた分を全て血液に送り出せれば問題はないが、肝臓から脂肪を出すのにタンパク質が必要と なり、魚や肉が必要となりタンパク質が不足すれば、肝臓に脂肪が蓄積され肝炎から脂肪肝へと進行して、最悪はがんになる可能性もあるようで、それが最近分かってきたそうです。
みなさんもお酒を飲まないからと思って不規則な食事をせずに、肝臓のためにもバランスのとれた食事を心がけて、心身ともに健康になりましょう。
(第3地区 M・Y) |
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投稿規定
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「言わしてんか!聞いてんか!」
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500字以内。手書き、ワープロ自由。見出しも付けてください。原稿を添削する場合があります。 |
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イラスト、写真も歓迎します。 |
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原則として、投稿者の「所属組合名と実名」を掲載。匿名希望(イニシャル)の場合も、原稿には「所属組合名と実名」を明記してください。 |
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原稿は地区会の広報委員へFAXで送ってください。 |
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問い合わせは、健保連事務局・辰巳(06-4795-5522)へ。 |
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