■2003年9月 No.384
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多様な食品を組み合わせましょう。
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調理方法が偏らないようにしましょう。
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手作りと外食や加工食品・調理食品を
上手に組み合わせましょう。
食生活指針シリーズ2回目の今回は食事のバランスとごはんのお話です。バランスのよい食事はどうすればできるのでしょうか。まず、ごはん・麺類などの『主食』におかずの中心となる魚や肉・大豆製品などの『主菜』と付け合わせとなる野菜などの『副菜』をそろえましょう。また近頃は、外食や調理食品もよく利用されるようになってきましたが、メニューに偏りがないか注意したり、手作りの料理と上手に組み合わせるなど工夫をし、さまざまな食品を食べることで栄養のバランスのよい食事をしましょう。
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穀類を毎食とって、穀類からのエネルギー
摂取を適正に保ちましょう。
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日本の気候・風土に適している米などの
穀類を利用しましょう。
近年、日本人のお米の消費量が減る一方で、脂質の摂取量が増え、生活習慣病が増加してきました。生活習慣病を予防するためには主食としての穀類を毎食きちんと食べることが大切です。中でもお米は日本の気候・風土にあった食品です。かつて「ごはんを食べると太る」と言われましたが全くの間違いです。ごはんは低エネルギーで、腹持ちがよいのであまり間食をしたくなりません。今、海外の人々は、お米中心の日本人の食生活が健康で長寿のヒケツだと注目しています。ぜひごはんを中心とした和食型の食生活にしていきましょう。
1.
主食・主菜・副菜を組み合わせて食事していますか。
2.
1日30品目くらいをとっていますか。
3.
献立が同じものばかりになっていませんか。
4.
手作りのおかずを多くしていますか。
5.
コンビニやスーパーの既成品おかずに偏っていませんか。
6.
毎食、主食としての穀類をとっていますか。
7.
お米のごはんを1日1回以上食べていますか。
6〜7個 …
【ばっちりいい感じ】
あなたはみんなのお手本!
この調子でがんばってね。
3〜5個 …
【もうひとふんばり】
いつもの食事にひと工夫で
健康への切符を手に入れましょう。
0〜2個 …
【えっ、ほんと?!】
このままでは生活習慣病まっしぐら。
できることから始めてみて。