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              | ●病院評価     | 
            
             
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                先日のニュースで、東京のとある病院の当直の医師が今年3月、患者(の母親)の訴えを無視して診察を遅らせ、適切な処置も行わず5歳の男の子を死に至らしめた、と報じていた。なんという医師か。なんという病院か。私はこのような病院、医師に組合員やその家族の治療を任せたくはない。 
               何年か前に、「国民の医療に対する信頼を揺るぎないものとし、その質の一層の向上を図るために、病院を始めとする医療機関の機能を学術的観点から中立的な立場で評価し、その結果明らかとなった問題点の改善を支援する」ために財団法人日本医療機能評価機構が設立されている。件の病院はこの機構より一般Bの認定を受けていた。一般Bとは【地域が必要とする各領域の医療において基幹的・中心的な役割を担い、高次の医療にも対応しうる一定の規模を有する病院】だそうだ。まったく話しにならない。おそらく病院の設備や、カルテなどの文書の整理保管状況で評価しているのではなかろうか。そういえば件の病院、りっぱな病院理念を掲げていた。その3番目にこう書かれてあった。『3・患者さんの権利を尊重し、こころ温まる医療を提供します。』 
               このような現実を踏まえて、大阪健保連として傘下の健康保険組合とその組合員を総動員して、独自の病院評価を行ってはどうか。ただし医療事故を起こした病院、患者の人権を無視している病院等々。皆さん、いかがであろうか。 
               最後に、医療に携わる方は必ず学んでいるといわれる「ヒポクラテスの誓詞」を掲げる。 
              一、医の実践を許された私は、全生涯を人道にささげる。 
              一、恩師に尊敬と感謝をささげる。 
              一、良心と威厳をもって医を実践する。 
              一、患者の健康と生命を第一とする。 
              一、患者の秘密を厳守する。 
              一、医業の名誉と尊い伝統を保持する。 
              一、同僚は兄弟とみなし、人種、宗教、国籍、社会的地位の如何によって、患者を差別しない。 
              一、人間の生命を受胎のはじめより至上のものとして尊ぶ。 
              一、いかなる強圧にあうとも人道に反した目的のために、我が知識を悪用しない。 
               以上は自由意志により、また名誉にかけて厳粛に誓うものである。 
              (第1地区 H・K) | 
            
             
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              | ●健康診断結果について | 
            
             
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               平成14年度定期健康診断結果、当健康保険組合では被保険者全員の有所見者率は58・7%でありました。との説明に対し、ある組合員から「日本中で10人中約6人が有所見者であることは非常に驚きです。日本国中、病人だらけではありませんか?こんなに有所見者が多いのは検査基準が厳しすぎるのではないですか?」との質問がありました。 
               健診項目は、生活習慣病健診が健保独自項目であるのにしても、労働安全衛生法第66条およびその規則44条で規定されているし、 検査値は慎重論等で多少前後あるにせよ、WHOから各医学会の数値が基準になっています。それに基づくと10人中6人となるのです。 
               世界で定期健康診断を義務付けている国は数少ないようですが、日本はそんなに健康な人が少ないのか、検査が厳しすぎるのか。健康増進法も制定され、検査基準の統一に向けての第一歩となりましたが、これらをふまえると、どうあるべきか、どうすべきか、あらためて深く考えさせられます。 
              (第2地区 A・F) 
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              | ●煙草夢想 | 
            
             
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               今年の5月『健康増進法』が施行され、タバコに対する世間の見方がますます厳しくなって来ている。 
               私自身は20数年前、最初の子供が生まれた時に妻に強く勧められ、渋々ながら禁煙を実行した。それまではかなりのヘビースモーカーであったので、今考えてみるとよく止められたと思うが、従って喫煙者の気持ちはよく分かるつもりである。『嫌煙権』などと堅い事を言うつもりはないが、タバコを吸う方に一つの例え話をしようと思う。《貴方は今、喉が渇いています。目の前のコップに水が一杯入っているので、それを飲もうと手を伸ばしました。ところが隣にいた人がいきなり濁った水を横から貴方のコップに入れました。貴方はその時どうしますか、黙ってますか、怒りますか》  
               この例え話は健康増進法で取り上げられている、まさに受動喫煙の防止に関連している。コップの水の場合は濁った水は飲まなくてしばらくガマンすればよいが、呼吸をガマンすることは出来ない。喫煙者には周りに配慮した厳しいマナーが要求される所以である。 
               タバコを吸う方には大変厳しい見方になってしまったが、喫煙は気分をリラックスさせる反面、色々な疾病の原因になる事も皆さんご存知のとおりである。 
               我が健康保険組合も被保険者とその家族が全面禁煙すれば、一挙に収支が改善するのではというのが、今の私の”煙草夢想“である。 
              (第3地区 T・O生) 
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                                   投稿規定 
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                                   「言わしてんか!聞いてんか!」 
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                                500字以内。手書き、ワープロ自由。見出しも付けてください。原稿を添削する場合があります。 | 
                               
                               
                                | ■ | 
                                イラスト、写真も歓迎します。 | 
                               
                               
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                                原則として、投稿者の「所属組合名と実名」を掲載。匿名希望(イニシャル)の場合も、原稿には「所属組合名と実名」を明記してください。 | 
                               
                               
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                                原稿は地区会の広報委員へFAXで送ってください。 | 
                               
                               
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                                問い合わせは、健保連事務局・辰巳(06-4795-5522)へ。 | 
                               
                             
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