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近畿病院情報(ホスピック)の内容を充実させるため、ホスピックに登録している248組合と東京、大阪など4都道府県連合会を対象にアンケート、その結果がこのほどまとまった。有効回答は186組合。
アンケートは「何を知るために利用したか」「行政当局からの情報との比較」「医療機関情報に対する要望」など12項目にわたって質問している。
「何を知るために利用したか」の質問にもっとも多かった回答は「病院名、所在地、電話番号」(同)など基本的な情報。「病院の規模、診療科目、専門病院、高度先進医療病院」などよりくわしい情報を知るための利用がつづく。「老人保健施設」など老人医療の情報を求めるものもかなりあった。
「行政当局からの情報よりホスピックの情報の方がよい」と答えた組合から具体的な内容を聞くと、「わかりやすい」「内容がくわしい」「健保組合の立場から判断できる」などをあげている。
「医療機関情報に対する要望」では「検査、手術、治療法など病院の得意・専門分野」「医師経歴、得意分野」「技術、サービス、医療ミスに関する病院の評価」など。
「その他の意見」では「応答時間が長すぎたり、検索のしかたが複雑で使い勝手が悪い」などの意見があった。
この情報サービスは全国の健保組合が対象だが、先発の大阪連合会が事実上運営している。アンケートでは、利用組合は「毎週1回ていど」が数組合、残りは「月1回ていど」とわかり、登録組合と利用件数の増加がこんごの課題といえる。 |
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