広報誌「かけはし」
2001年1月25日 No.352
  ★★投稿★★
たかが歩き されど歩き 1,000キロ達成
 
大阪工作機械健康保険組合
所属 阪神動力機械株式会社
  総務部  久田 美智子 さん
 
 平成13年を迎え、私のウオーク記録が1,000キロを超えました。「まだ1,000キロかいなー」という方もいるかも知れませんが、私はよく歩いたなあと自分に拍手を贈りたいと思います。
 思えば平成10年7月11日"けんぽれん100キロ歩こう!"の第1回目に参加したのが歩け人生の幕開けでした。最初は健保組合の担当窓口として何となく参加したのですが、30キロ、40キロと参加記録が加算され、歩け貯金をしているような楽しみを覚えました。仲間も増え、企業の中では味わえない横のつながりが何とも心地よく感じました。100キロを超えた時けんぽれん様からりっぱなトロフィーと健保組合様から金一封をいただき歩けグッズを買いました。
 歩けを始めるまでは、毎朝アレルギー性鼻炎に悩まされておりましたが、今ではそんなうっとおしい症状はピタリと消えてしまいました。「何でそんなにしんどい思いしてまで歩くねん」と周りの人はいいます。ほどよい汗、仲間との連帯感、四季おりおりの自然の息吹きを味わうためもっと歩けを宣伝したい。「貴方も一度歩いてみませんか」機会があればそう勧めています。
 しかしウオークに問題がないわけではありません。参加者のマナーの悪さ、コース設定の行き詰まり、スタッフへの精神的負担など我々参加者がもっと感謝をして歩けたらもっと楽しいウオークになるのにという点が沢山あります。ボランティアのスタッフの方々は「ありがとう。楽しかったよ」この一言が何よりの励みです。これからも無理のない自分に合ったコースを仲間とともに歩きたいと思います。 私が1,000キロのなかで一番長く歩いた距離は四万十川ウオークの42キロでした。距離が長くてつらくて、苦しくて仲間の顔をのぞき込んだら泣いていました。私も泣いていました。頬にかかる菜の花の香りに、はげまされ四万十川のせせらぎに喝をいれられ完歩したときはもう二度とここには来るもんかと固く思いましたが、四万十川は私の故郷……この4月またまた歩け歩けで訪れることにしています。1,000キロを達成したという自信が再度故郷を歩く時、どのように感動するかとても楽しみにしています。