広報誌「かけはし」
■2000年12月25日 No.351
健保連の「家族そろって楽しい卓球教室」
第４０回健康保険組合卓球大会開催
　健保連大阪連合会主催の「第４０回健康保険組合卓球大会」＆「第５回家族そろって楽しい卓球教室」（同時開催）が１２月２日、大阪府立体育会館で開催された。当日は約４５０人が参加、卓球教室にはそのうち約２５０人が参加し、実業団選手など指導員のアドバイスを受けながらプレーを楽しんでいた。さらに元世界チャンピオンの小山ちれさんら招待選手によるエキジビションゲームも行われ、参加者たちは充実した１日を過ごした。
▲力強く選手宣誓する芝選手 　▲熱戦が展開されるゲーム会場
　 今回で４０回目を迎えた健康保険組合卓球大会には、２４組合１５１人が参加しました。開会式では優勝旗・優勝杯・知事杯の返還およびレプリカの授与、河野大会委員長（クボタ健保組合常務理事）による開会の辞、健保連大阪連合会の德永会長代行（松下電器健保組合顧問）のあいさつなどに引き続き、出版 大阪の芝雅人選手による選手宣誓、審判長指示が行われ、開会式後さっそくゲームが開始された。
　
　 　団体戦の結果は、男子Ａリーグは、出版 大阪が松下電器を３｜０で下し優勝、７連勝という快挙を成し遂げた。Ｂリーグでは熱戦の末、阪急電鉄が昨年のＣリーグ優勝チーム大阪薬業を３｜２で破り優勝。Ｃリーグでは三洋電機連合が余裕の試合運びを見せ優勝を勝ち取った。また女子も昨年と同様、松下電器が日本ペイントに１点差で優勝し３連覇を成し遂げた。
　個人戦男子トーナメントでは、昨年と同じく小谷敏之（出版 大阪）・中川太（光洋精工）両選手が決勝戦に進出、接戦の末、小谷選手が４連覇を達成した。一方、個人戦女子リーグでは、堀田直子選手（住友金属 特金）が初優勝に輝いた。その他の成績は別表の通り。
●男子Ａリーグ
　 優　 勝 出版大阪
　 準　優　勝 松下電器
　 ３　　　位 大　阪　市
　 優　勝　戦 出版大阪３－０松下電器
　 ３位決定戦 京阪電気鉄道１－３大　阪　市
●男子Ｂリーグ
　 優　 勝 阪急電鉄
　 準　優　勝 大阪薬業
　 ３　　　位 大和銀行
　 優　勝　戦 大阪薬業２－３阪急電鉄
　 ３位決定戦 大和銀行３－１コ　ク　ヨ
●男子Ｃリーグ
　 優　 勝 三洋電機連合 （得点8）
　 準　優　勝 ク　ボ　タ（得点7）
　 ３　　　位 住友金属特金（得点6）
●女子リーグ
　 優　 勝 松下電器（得点６）
　 準　優　勝 日本ペイント（得点５）
　 ３　　　位 出 版 大 阪 （得点４）
●男子個人戦
　 優　 勝 小谷 敏之（出版 大阪）
　 準　優　勝 中川　 太（光洋精工）
　 ３　　　位 鹿島　 肇（栗本鐵工）
　 ３　　　位 勝元　 猛（栗本鐵工）
●女子個人戦
　 優　 勝 堀田 直子（住友金属特金）
　 準　優　勝 小中 幸子（大阪府信用金庫）
　 ３　　　位 三浦 恭代（住友金属特金）
　 　 　
　
　 　１２時から１３時まで、試合を一時中断し、元世界チャンピオンの小山ちれさんら招待選手によるエキジビションゲームが行われ、世界レベルの華麗なテクニックを目の前で見たギャラリーからはため息と歓声、大きな拍手が湧き起こりました。
　トークコーナーでは、手首の返し方等フォームを披露したほか、「どこのラケットを使っているのか？」「ラケットを手にとってみせてほしい」など、質問や要望に気さくに応えていた。
　続いて１３時から１６時までは会場の約３分の１スペースを開放しての卓球教室を実施。実業団の第一線選手たちによる実技指導を受けながら、子どもから高齢者まで約２５０人が気持ちの良い汗を流した。
　参加者たちにとっては一流選手の華麗なプレーに触れ、また年代の枠を越えてともにスポーツの魅力を堪能した１日となった。
　 　
　
▲エキジビションゲームでの 小山ちれさん
　
　
▲若い指導者から
アドバイスを受ける参加者 		▲順番を待つ卓球教室
　 　
　
　 ▲優勝旗を受ける出版 大阪チーム
▲女子リーグ優勝の松下電器チーム