Aspinall著「KICKBUTT:Nicotine
Cossation Program」1997より引用
図1.喫煙習慣の本質はニコチン依存症 |
|
タバコの第2の正体は、深刻な健康被害をもたらす「毒物の缶詰」という正体です。タバコの煙の中には、約4、000種類以上の化学物質が含まれており、このうち200種類以上が有害物質とされています。代表的な有害物質には、ニコチン、一酸化炭素、タールに含まれる約40種類の発がん物質、アンモニアやシアン化水素などの刺激性ガスがあります。そのほか、タバコの煙の中には、大気汚染の原因物質である窒素酸化物(NOx)、イタイイタイ病の原因となったカドミウム化合物、シックハウス症候群で問題となっているホルムアルデヒド、和歌山で問題となった砒素をはじめ、最近、汚染が深刻な問題となってきているダイオキシンも含まれています。 |