投稿 言わしてんか!聞いてんか!
今のオーバーツーリズムを通じて感じること

新型コロナウイルスによるパンデミックは空港閉鎖まで起こし、観光需要に大打撃を与えて5年。大阪関西万博もあいまって観光客の方で溢れ、他言語しか聞こえないという場面も少なからずありました。
コロナ前と比しても外国から相当な数の方が来られていることは街中を歩けば感じ取れるかと思います。この背景には、人々が移動しやすい環境が整ったこと(格安航空会社LCC)、新興国の中間層の増加、為替、インバウンド客のみならず国民の観光行動などがあげられます。
昔は雑誌やテレビなどのメディアが観光のイメージを作り上げた時代であり、私の学生時代の海外旅行の情報源はガイドブックの「地球の歩き方」くらいしかなかったものです。現在はSNSの普及により誰もが発信できる時代になり、一部の地域に観光客が集中しています。経済的な豊かさをもたらす反面、ごみ問題等の生活環境への影響が問題視されています。各自治体は、時期、時間の分散を試みるも観光客の嗜好や行動まで変えることは厳しいでしょう。
ただ、一時的な需要を満たすために過剰な設備投資を進めると必ず負の遺産が残るものです。世の中には、何事も上昇し続けるものはないのです。そう、私が入社したころのバブルの崩壊のように…。
全世界からのヒトの流入と温暖化により、再度未知の感染症が起こらないことを願うばかりです。
(第4地区 Y・K)
歯がいのち

皆さんは定期的に歯科検診を受診されていますか? 私は3カ月に一度、近所の歯科医で検診を受けています。令和6年の厚生労働省の調査によると、過去1年間に歯科検診を受けた方は63.8%で、予防歯科への意識の高まりから受診率は年々増加しているとのことです。
予防歯科とは、口の中や歯に異常が生じないよう、歯周ポケットの深さを調べる歯周病検査や歯磨きなどの指導、歯石などを除去するクリーニングといった処置を受けることです。歯科検診を受けるようになって約10年、新たに虫歯ができることもなく、歯周病も進行しない状況で維持できており、快適な口腔が保たれています。
また、予防歯科には、健康の維持にも様々な効果があります。歯周病になると糖尿病治療においてインスリンの効きを悪くして糖尿病を悪化させると言われています。また、歯数が少なく義歯を使用していない人は20本以上歯がある方に比べて、認知症の発症リスクが最大1.9倍、転倒のリスクが2.5倍の差があるとのことです。
30年ほど前に「芸能人は歯がいのち」というキャッチコピーが流行しました。芸能人だけではなく全ての人が「歯がいのち」です。定期的な歯科検診で予防歯科に取り組みましょう!
(第5地区 K・U)
マイナ保険証

よいよ12月、健康保険証の使用期限が到来する。私は組合員にお願いする立場であることから、すぐにマイナ保険証に切り替えて使用しているが、手続きは簡単であり、ついこのあいだ運転免許証もマイナ免許証にした。一緒に持ち歩く2枚のカードが1枚でよくなり、財布もかさばらず、便利になったと実感している。
これまで会社の協力も頂きながらマイナ保険証への切り替えをお願いしてきた。しかし、状況は厳しく、まだ25%の組合員の協力が得られていない。個別に勧奨してあとどれくらい上積みができるのか、この記事が出る頃には結果が出ていると思うが、自信がない。
「私は作りません」とわざわざ宣言してくる加入者もおり、イデオロギーいや感情的に受け入れてもらえない人も多いのかなと思っている。こんなに便利で紛失した時のリスクも今までとそんなに変わらないのに。
人の心を動かすのは大変なことだと思う。まあ、強権的に作らせるわけにもいかず、今後いつまで煩雑なこの事務を行わなければならないのか。
保険者にとっては効率化には程遠く、面倒な作業の繰り返しが続く。将来どうなるものやら
(第6地区 Y・U)
投稿規定
- 500字以内。見出しも付けてください。原稿を添削する場合があります。
- イラスト、写真も歓迎します。
- 原則として、投稿者の「所属組合名と実名」を掲載。匿名希望(イニシャル)の場合も、原稿には「所属組合名と実名」を明記してください。
- 原稿は地区会の広報委員へ送ってください。
- 問い合わせは、健保連大阪連合会事務局へ。(06-6131-7715)


