
■ジェネリック医薬品ってなに?
医療機関で診察を受けたときに医師から処方される医療用薬品には、2種類あります。
ひとつは新しく開発・販売される「先発医薬品」、もうひとつは先発医薬品の特許が切れた後に他の医薬品メーカーがつくる先発薬品と同じ有効成分や効能をもつ「後発医薬品」です。
後者がいわゆる「ジェネリック医薬品」と呼ばれる薬で、すでに先発品としての有効性や安全性が確認されているので、開発経費は低く抑えられ先発品の約3割から7割の価格で求めることができます。
■ジェネリック医薬品の品質はどうなの?
ジェネリック医薬品も新薬同様に薬事法の品質基準に基づいて製造されています。
開発段階ではさまざまな試験を受け、先発医薬品とその効き目や安全性が同等であることが証明されたものだけがジェネリック医薬品として厚生労働大臣により承認されます。
製品によっては、先発医薬品よりも飲みやすくなるように薬の大きさや味、においの改良などよりよく工夫されたものもあります。
|
 |
■ジェネリック医薬品を利用するにはどうしたらいいの?
ジェネリック医薬品を希望される場合、病院、薬局で医師・薬剤師にご相談ください。
医師に直接言いにくい場合には、皆さんにお配りした「ジェネリック医薬品お願いカード」や「お願いシール」を保険証・診察券や処方箋と一緒に受付で提示すると、ジェネリック医薬品への切替の意思をうまく伝えられます。
*変更可能なジェネリック医薬品があっても、治療上等の理由から医師が「ジェネリック医薬品へ変更不可」の指示をする場合があります。
|
 |
ジェネリック医薬品 お願いカード pdf |
|
 |
|
|
(印刷してご利用ください) |
(ジェネリック医薬品利用促進通知書)
当組合では、ジェネリック医薬品の使用により一定の効果が見込める方へ、その対象となる医薬品の名称とジェネリック医薬品に切替えた場合に軽減される本人負担額を試算し、個別にお知らせします。 この通知書が届いたら、ジェネリック医薬品へ切替える検討材料としてご活用下さい。 |
■ジェネリック医薬品の関連サイト
ジェネリック医薬品について自分でもいろいろと調べてみたい、もっとうまく付き合いたい、という方は下記のジェネリック医薬品に関するサイトも参考にして下さい。
「かんじゃさんの薬箱」
日本ジェネリック医薬品学会 http://www.generic.gr.jp/ |
|
 |
「GENERIC GUIDE」
日本調剤 http://www.generic-guide.jp/ |
|
 |