風しん抗体検査および予防接種について(情報提供)
2018年より風しんが流行しています。そのため、感染拡大防止を目的に2019~2022年までの3年間は、全国の市町村より、公的な接種を受ける機会のなかった方に対し公費負担(原則無料)で受けることのできる風疹抗体検査・予防接種のクーポンが配付されることになりました。
該当する方はぜひ受けましょう。
対象者とクーポンの配付予定時期
1972(昭和47)年4月2日~1979(昭和54)年4月1日生まれの男性
2019年度(2019年4月~2020年3月)中にお住まいの市町村からクーポンが届きます。
1962(昭和37)年4月2日~1972(昭和47)年4月1日生まれの男性
2020~2021年度にお住まいの市町村から届く予定です。
2019年度中に受けたい場合は、お住まいの市町村へお問い合わせください。(クーポンを発行してくれます)
費 用
原則無料
利用方法
- 1.市町村が発行するクーポン券を使い、実施医療機関にて風しん抗体検査を受ける。実施医療機関の検索はお住まいの市町村のホームページ、または、厚生労働省ホームページ へ
- 2.抗体検査の結果、風しん抗体のなかった方は予防接種を受ける。
風しんウイルスに感染すると・・・
風しんウイルスは、感染すると約1週間程度は他人へうつす可能性があるほど、大変感染力の強いウイルスです。そのため、最近では、風しんウイルスに感染した人が気付かないうちに妊婦(母親)へうつすことで、風しんにかかった母親から生まれる「先天性風しん症候群」の赤ちゃんが増えるのではないかと危惧されています。
また、大人の場合、風しんにかかると発熱や発疹、関節痛などの症状が重くなりやすいことからも、感染リスクが高いと考えられている年齢層の男性は抗体検査を受け、抵抗力が弱いとわかった場合は予防接種を受けることが大切です。
風しんリーフレット(厚生労働省作成)
2019.04.26