夜間・休日における子どもの急病対応について

〜小児救急電話相談(♯8000)のご活用を〜

Point

1. 夜間救急外来の役割
夜間は検査体制が限られており、応急処置が原則となります。症状が落ち着いている場合は、日中の通常診療を待つことも◎。
2. 小児救急電話相談(♯8000)の活用
看護師や医師などの専門家から、受診の必要性や家庭での応急処置について適切なアドバイスを受けられます。
3. 適正受診のご案内
子どもの医療費助成制度は、皆様の保険料や税金で支えられています。医療資源を有効に活用するため、適正な受診を心がけましょう。

夜間や休日の救急外来について

子どもが夜間や休日に突然発熱したり、体調を崩したりした場合、保護者の皆さんにとっては不安を感じますよね。「一刻も早く病院を受診すべきではないか」と、深夜にインターネットで情報を探された経験を持つ方も少なくないはずです。
夜間や休日の救急外来は、

  • 本来「急な病気や大ケガなどの緊急性の高い患者のため」に設置されている
  • 検査体制や人員が限られている
  • 「初期対応」が中心となり、改めて日中の外来受診が必要となる場合がある

そのため、夜間診療等は、「不安なときに頼れる受診先」でありつつ、治療を完結させる場ではなく応急・初期診療を担う体制であるという点を理解して活用することが大切です。

公的な相談窓口やエビデンスに基づく情報

そこで、急な体調不良に直面し判断に迷った場合は、以下の公的な相談窓口や信頼できる情報の利用を検討してみてはいかがでしょうか。

小児救急電話相談(♯8000)

お子さんの症状について、「すぐに病院へ行くべきか」「翌朝まで様子を見て大丈夫か」と判断に迷った際は、まず小児救急電話相談(♯8000)へお電話ください。

・電話番号: 「 ♯ 8 0 0 0 」 (短縮ダイヤル)
・対象年齢: おおむね15歳未満の子ども

ダイヤルすると、お住まいの都道府県の相談窓口に接続され、小児科の看護師や医師といった医療の専門家から、お子さんの症状に応じた適切な対処法や、受診の緊急性について直接アドバイスを受けることができます。詳細は下記の厚生労働省ウェブサイトをご確認ください。

▶厚生労働省ウェブサイト(外部サイト)

こどもの救急(ONLINE-QQ)

インターネット上には多種多様な情報が溢れていますが、大切なお子さんの医療に関しては、厚生労働省や専門学会が監修する、医学的・科学的根拠に基づいた公的情報を参考にすることが重要です。

こどもの救急(ONLINE-QQ)
生後1カ月〜6歳までのお子さんを対象に、夜間や休日などの診療時間外に病院を受診すべきかどうか、症状をチェックして客観的に判断できるサイトです。(厚生労働省及び日本小児科学会監修)

▶ こどもの救急(ONLINE-QQ)ウェブサイト(外部サイト)

適正受診へのご理解とお願い

多くの自治体において子どもの医療費助成制度が実施されているため、窓口での負担は無料、あるいは少額に抑えられていますが、医療費そのものが無料になっているわけではありません。その費用の大部分は、以下によって賄われています。

  • 皆様と会社が負担している健康保険料
  • 自治体の税金(公費)

不要な時間外受診を減らすことは、地域の救急医療体制を維持するだけでなく、健康保険制度の財政を守り、めぐりめぐって皆様の将来の健康保険料負担の抑制にも繋がります。
万が一の事態に備え、まずは「♯8000」をお守り代わりにスマートフォン等へ登録することから始めてみてはいかがでしょうか。

当健康保険組合では、今後も皆様の役立つ制度情報や医療費の適正化に関する情報を定期的に発信してまいります。
引き続き、医療制度へのご理解と適正受診へのご協力をよろしくお願い申し上げます。

出典

・厚生労働省 「子ども医療電話相談事業(♯8000)について」 2026-6https://www.mhlw.go.jp/topics/2006/10/tp1010-3.html
・公益社団法人 日本小児科学会 「こどもの救急(ONLINE-99)」2026-6http://kodomo-qq.jp/
・厚生労働省 「上手な医療のかかり方.jp」2026-6https://kakarikata.mhlw.go.jp/kakaritsuke/8000.html

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