マイナンバーカードを健康保険証として登録する「マイナ保険証」の運用が2021年10月から開始されております。2022年10月以降、医療機関を受診した際の初診料等の加算が予定されておりますが、「マイナ保険証」を利用すると、その加算が少なくなる等のメリットがあります。
「マイナ保険証」の主なメリット等をお知らせしますので、検討のうえ利用する方は早めに登録しましょう。
マイナ保険証利用の主なメリット
初診料等の加算が少なくなります。(2022年10月から)
(医療機関を受診した際の初診料)
うち個人負担分(3割) | マイナ保険証を利用の場合 | 従来の保険証を利用の場合 |
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+6円 | +12円 |
マイナポータルで薬剤情報や特定健診情報等が確認できます。
本人が同意すれば、初めての医療機関等でも服薬履歴や特定健診情報などが医師等と共有でき、より良い医療を受けらます。また、自身もマイナポータルで閲覧でき健康管理にも役立ちます。
医療費控除の申告手続が便利になります。
マイナポータルを通じて医療費通知清報を入手できるようになり、所得税の確定申告に利用できます。
マイナポイントを受け取ることができます。(7,500円分のポイント)
お持ちのマイナンバーカードに、健康保険証として利用できるよう申込み、マイナポイントの申込みをするとマイナポイントを受け取ることができます。(マイナポイント申込期限:2023年2月末、マイナンバーカードの申込期限:2022年9月末)
注意事項
マイナンバーカードが健康保険証として利用できるのは、オンライン資格確認システムを導入している医療機関・薬局になります。システムが導入されていない医療機関・薬局では、引き続き七十七銀行健康保険組合が発行している従来の保険証が必要となります。