2023年2月14日に開催された第35回組合会において、健康保険料率の変更が決議され、関東信越厚生局に認可されましたのでお知らせします。
詳しくは、3月下旬発行の機関誌「お元気ですか」をご覧ください。
1.変更の理由
- 健康保険料率は、現行の9.3%に引き下げた2018年度以降、実質的に毎年赤字決算が続き、保有財産の目減りも顕著であることから、収支バランスの早期改善が喫緊の課題となり、2022年度に各事業会社・労組を代表する議員による「料率検討会議」を立ち上げ健康保険料の引き上げについて議論を重ねてまいりました。
会議の結果、付加給付や各種保険事業などの独自制度のメリットは大きく、健保組合を存続させることで一致し、そのために保険料率を引き上げ、毎年の赤字額を圧縮し、保有財産の枯渇を回避することで合意いたしました。
従って、2023年度より健康保険料率を9.3%から9.9%に引き上げるものです。また、負担割合は事業主5.0%、被保険者4.9%といたします。
- 健康保険組合の財政支援のための保険料である調整保険料については、健康保険組合連合会からの法67条第3項の規定に基づいた調整保険料率算出計算結果の通知により、前年度の0.129%から0.122%に引き下げとなります。
2.変更後の保険料率
(変更前)
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一般保険料 |
調整保険料 |
合 計 |
事 業 主 |
4.6348/100 |
0.0652/100 |
4.7/100 |
被保険者 |
4.5362/100 |
0.0638/100 |
4.6/100 |
計 |
9.1710/100 |
0.1290/100 |
9.3/100 |
(変更後)
|
一般保険料 |
調整保険料 |
合 計 |
事 業 主 |
4.9384/100 |
0.0616/100 |
5.0/100 |
被保険者 |
4.8396/100 |
0.0604/100 |
4.9/100 |
計 |
9.7780/100 |
0.1220/100 |
9.9/100 |
なお、この適用は2023年3月1日(4月給与からの徴収分)からとします。
※任意継続被保険者は4月納付分から