
平成24年2月14日(火)第13回組合会が開催されました。
- 平成23年度は積立金を全額取り崩し、法定準備金保有率も100%を下回るなど財政的に厳しい状況に陥りました。そこで、財政健全化プロジェクトで検討を行い、平成23年10月徴収分からは保険料率を8.1%への引上げを実施、また特例退職被保険者制度を平成24年3月末で廃止することを進めてきました。
- 平成24年度事業運営方針では、@特例退職被保険者制度の廃止、A付加給付の全面休止、B健康保険組合連合会への支援要請を行ったうえで、C保険料率の引上げを決定いたしました。
- 平成24年度予算は、収入では保険料収入の増加(前年比122%)および健康保険組合連合会からの交付金を見込み、支出では特例退職被保険者制度廃止の減額影響や医療費・納付金の増加を見込み、収入・支出とも総額55億2,674万円となりました。
- 今後も財政健全化に向け組合会での議論を行い、第一優先事項は法定準備金保有率の早期回復、その上で付加給付の復活を検討してまいります。みなさまのご理解・ご協力をお願いいたします。
○保険料率改定について
■健康保険
| 事業主 |
4.5% |
5.2% |
| 被保険者 |
3.6% |
4.6% |
| 計 |
8.1% |
9.8% |
■介護保険(40〜64歳の方から徴収)
| 事業主 |
0.617% |
0.875% |
| 被保険者 |
0.617% |
0.875% |
| 計 |
1.234% |
1.750% |
○付加給付の休止について
- 休止時期 平成24年4月1日から(3月31日までに該当する分は支給対象となります)
一部負担還元金、家族療養付加金、合算高額療養付加金、傷病手当金付加金、埋葬料付加金、家族埋葬料付加金
○その他
- 「特例退職被保険者制度」は平成24年3月31日をもって廃止が決定いたしました。
※なお、第13回組合会報告の詳細については、3月発行の機関誌「お元気ですか」をご覧ください。