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■2020年8月 No.587 |
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中間サーバー更改・オンライン資格確認システムの導入について、今後、保険者として取り組まなければならないことは何でしょうか。 |
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2021年3月のオンライン資格確認システム導入に向けて、まず、2020年6月15日より新しい中間サーバーでの運用が始まっています。
この新しい中間サーバー更改に向けては、各保険者において、統合専用端末の電子証明書の更新や接続環境設定、外部接続テスト、総合運用テスト(任意)が行われました。
次に、改正法が施行される2020年10月に向けて、個人を識別する2桁の番号である「枝番」を付番する準備として、基幹業務システムの改修や保険者等運用テスト関連作業(任意)が必要となります。
この改正法施行日以降、加入者情報・副本は、「枝番」が反映された新レイアウトにて登録することとなり、当該施行日時点の有資格者についても新レイアウトにて再登録する必要があります。
ちなみに、加入者情報については、1名の情報が、現状の1レコード17項目から、新レイアウトでは8レコード85項目となり、情報量が大幅に増えます。
保険者としては、これらの取り組み項目を基幹システムのベンダーと連携を密にして、漏れなく実施していくことが肝要となります。
併せて、今後公開される中間サーバー等の運用管理規定・運用実施要領の改訂版を十分確認し、日常業務に落とし込んでいくことが重要です。
なお、今般の中間サーバーの更改により、大小合わせて38もの機能が改善されました。一括情報照会結果データの一括ダウンロードや、統合専用端末での情報照会先エラー時の対処などができるようになっていますので、検認作業を含めて、業務改善につながることが期待できます。 |
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