広報誌「かけはし」

 

■2020年5月 No.584


   今年度も健康づくりに役立つ栄養情報をお伝えします。テーマは、「栄養成分表示を活用して健康づくりに役立てましょう!」です。
   栄養成分表示ってなに?
   令和2年4月1日に食品表示法が完全施行され、加工食品に栄養成分表示が義務づけられました。(完全施行前に製造された食品や業者の規模により記載されていない食品もあります。)それぞれの食品に含まれているエネルギー及びたんぱく質、脂質、炭水化物、ナトリウム(食塩相当量に換算したもの)等栄養成分が表示されています。
 栄養成分表示を活用して食品を選択する時の参考にしたり、摂取不足や摂りすぎを防いだりしたりして健康づくりにお役立てください。
   必要なエネルギーや栄養素の量はどのくらい?
   個人や年齢、身体活動レベル等により差があり、厚生労働省が5年に一度策定している「日本人の食事摂取基準(2020年版)」から、参考値をお示ししました。体重の変化や体格指数(BMI)を確認しながら調整していきましょう。
   ※BMIの計算式:体重s÷身長m÷身長m=BMI □s/u
  目標とするBMIの範囲
  厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」参照
 
  エネルギー必要量の推定値(参考表)
  厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)参照
 
  身体活動
レベル
  低い:生活の大部分が座位で静的な活動が中心
ふつう:座位中心の仕事だが、通勤、買い物、家事、軽いスポーツを含む
高い:移動や立位の多い仕事や活発な運動習慣を持っている

   現在、治療中のご病気、気になることが有る場合などは主治医やかかりつけ医にご相談してください。(参考:消費者の特性に応じた栄養成分表示活用のためのリーフレット)
 たんぱく質、その他の栄養素量など詳しくは、消費者庁ホームページをご覧ください。
  https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/
health_promotion/pdf/health_promotion_180615_0001.pdf