広報誌「かけはし」

 
■2019年5月 No.572

   今年度も健康づくりに役立つ栄養情報をお伝えします。テーマは、「正しい栄養情報を理解し、健康づくりに役立てよう!」です。
   健康はまず食事から
   大阪府では、平成30年3月に策定した第3次大阪府食育推進計画の目標に、「栄養バランスのとれた食生活を実践する府民の割合の増加」を掲げ、食育を推進しています。しかし、「栄養バランスのとれた食事」を実践することが難しいと日々感じておられる方は多いのではないでしょうか。バランスのよい食事へのキーワードは「主食」・「主菜」・「副菜」です。
   主食とは
   ごはん、パン、めんなどの穀類を主な材料にした料理です。炭水化物を多く含み、エネルギーのもとになります。
   主菜とは
   魚、肉、たまご、大豆を主な材料にした料理です。たんぱく質や脂質を多く含みます。
   副菜とは
   野菜、いも、海そうなどを主な材料にした料理です。いろいろなビタミン、鉄、カルシウム、食物繊維などを多く含みます。
   食事を作ったり、選んだりするときに、主食、主菜、副菜の組み合わせを意識すると、栄養面をはじめ、見た目にもバランスの良い食事になります。
   合言葉は「プラスワン」
   主食、主菜、副菜の3種類をそろえることが難しい場合は、「プラスワン」から始めましょう。朝食のトーストにゆで卵をプラス!昼食のおにぎりに野菜サラダをプラス!これだけでも、栄養バランスのとれた食事にグッと近づきます。ぜひチャレンジしてください。
 また、ひとりではなく、誰かと一緒に食べることも大切なポイントです。
 
7月号からは、主食・主菜・副菜を基本に、保健機能食品を適切に利用するコツをお知らせします。