広報誌「かけはし」

 
■2018年3月 No.558


 健保連大阪連合会では、国民皆保険制度を維持するために、健保連本部の取り組みと連動し、高齢者医療の負担構造改革・実効ある医療費の適正化施策の強化などを国に求めるとともに、広く世論に理解を得られることが必要であると考えます。
 また、2025年度の国民医療費推計を鑑み、医療・医療保険制度改革に向けて的確な対応を推進するため、大阪連合会にご加入の健康保険組合の意志結集を図る活動を積極的に展開していきます。
 ついては、4月16日(月)15時から「2025年度の医療・医療保険制度改革を考える会」を下記の要領で開催いたします。健保組合関係者みなさまの多数のご参加をお待ちしています。


1.日 時  平成30年4月16日(月) 15時〜17時
2.場 所
 ホテルモントレ大阪 7階(JR大阪駅から徒歩5分)
 大阪市北区梅田3−3−45
3.内 容
 基調講演
  「これからの高齢者医療制度と負担の公平」
     講師:土居丈朗 氏
(慶應義塾大学経済学部 教授)

 勉強会
  「2025年度の国民医療費推計と健保連の主張」
     講師:松本展哉 氏
(健康保険組合連合会 企画部長)
4.対 象  健保組合役職員および事業主、事業所担当者、被保険者、家族
土居丈朗氏 慶應義塾大学経済学部 教授  
  1993年大阪大学経済学部卒、1999年東京大学大学院経済学研究科博士課程修了(経済学博士)。1999年慶應義塾大学経済学部専任講師、2002年同准教授などを経て、2009年から現職。政府税制調査会委員、社会保障制度改革推進会議委員、財政制度等審議会委員なども務める。主著に『地方債改革の経済学』(日本経済新聞出版社:日経・経済図書文化賞とサントリー学芸賞受賞)、『入門公共経済学』(日本評論社)等がある。