広報誌「かけはし」

■2018年1月 No.556

   これならできる!野菜たっぷり生活。今回は、「忙しい時&遅めの夕食・間食」をテーマにお伝えします。
   バランスの良い夕食を用意しましょう
   バランスのよい夕食のポイントは、「主食・主菜・副菜」をそろえることです。しかし忙しい時は、料理の時間が取れず、ついつい野菜が少なくなり、偏った食事になりがちです。野菜料理は、電子レンジを活用したり、あらかじめ茹でて冷蔵、冷凍保存をしておくことで、下処理の手間を減らし、短い調理時間で用意することができます。
 忙しい時に便利な持ち帰り弁当や惣菜は主食や主菜に偏ったものが多く、野菜不足になりがちです。レタスやミニトマトなどのサラダを添えたり、野菜スープを用意したり、缶詰など加工食品を上手く利用して、野菜料理を一品加えることを心がけましょう。
   遅い時間に夕食をとるときのポイント
   夜遅い時間に夕食をとると、食事でとったエネルギーは消費されにくく、脂肪としてため込まれ、太りやすくなります。夕食が遅い時間になる時は、揚げ物や脂の多い肉類を使った主菜は控え、野菜料理などの副菜を多くとるようにするなど、消化が良く、低脂肪のものを選びましょう。遅い時間の夕食こそ、野菜料理を取り入れることで、エネルギーや脂肪のとり過ぎを防ぐことができます。
   間食を上手にとりましょう
   夜遅い夕食でドカ食いをし、翌朝、食欲が出ず朝食を抜くというようなことが続くと生活リズムも乱れやすくなります。夕食が遅くなる時は、夕方の空腹を感じる時間帯に軽い間食をとり、夕食時の食べ過ぎを防ぎましょう。
 間食は、おにぎりや果物、ヨーグルトがおすすめです。200キロカロリー程度を目安に食べ過ぎないようにしましょう。コンビニ等で間食を買う時には、商品に記載された栄養成分表示を参考にしてみてください。