広報誌「かけはし」

■2016年7月 No.538

 これならできる!野菜たっぷり生活。今回は一日の始まりでもある朝食での実践ポイントをお伝えします。
   そもそもですが…朝食を食べていますか?
   生活リズムが夜に傾き、朝はぎりぎりまで寝ていて食欲がなく、朝食をとらないで出勤するのが習慣になっている方も多いのではないでしょうか。
 朝食を食べない大阪府民は、13.3%(平成24〜26年の国民健康・栄養調査結果より)。昼食、夕食の場合4.4%、0.7%なので、朝食を食べない人が多いことが際立っています。
 朝食を食べると頭がすっきりして排便のリズムも整うなど、よいことがたくさんありますので必ず朝食をとりましょう。
   朝食に野菜、ありますか?
   野菜の1日の摂取目標量は成人で350g以上です。朝食で野菜をとっていないと目標量を満たすのは難しくなり、食事のバランスも悪くなってしまいます。朝食にも忘れずに野菜料理を用意するのがおすすめです。
 食事は主食(ご飯やパン等)+主菜(肉・魚・卵・大豆製品等)+副菜(野菜)の3つをそろえることでバランスがよくなります。
 なにかと忙しく、朝食はつい主食だけ、主食と主菜はあるけれど副菜はない、というパターンになっていませんか? その場合は「朝から野菜をとる」よう心がけてみてください。
   朝食野菜・備えのススメ
   朝から野菜料理を用意するのは大変です。すぐに洗って食べられるプチトマトを用意する、野菜たっぷりの汁物やサラダ、温野菜をすぐに作れるよう冷蔵庫に入れて準備しておく等の工夫で乗り切れます。
   また、家で食べる時間がなくても出勤途中で野菜の入ったサンドイッチを購入し、職場の休憩室等で朝食をとるのもよいでしょう。
 「今回の食事には野菜はあるかな?」の心がけで野菜たっぷり生活の一歩が始まりますよ!