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これならできる!適塩生活。今回は、栄養成分表示を上手に利用するためのポイントをお伝えします。 |
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栄養成分表示とは? |
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食品の容器包装に栄養成分表示が書かれていることをご存じでしょうか。栄養成分表示には、熱量(エネルギー)、たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩相当量等が記されています。
食品を購入する際に、気になる栄養素やエネルギーを見れば、健康づくりに役立てることができます。 |
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適塩生活を送るために |
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日本人の食事摂取基準2015年版に示されている1日の食塩摂取目標量は、男性8g未満、女性7g未満です。1回の食事における食塩摂取量は2〜3gを目安にしましょう。
即席カップめんの栄養成分表示を見ると、1食あたりの食塩相当量は6.2gであり、ほぼ1日分近くの食塩を摂取することになります。食塩摂取量を抑えるために、加えるスープの素を半分にする、もしくは、汁を半分残す等の工夫が必要ですね。
また、次の食事では食塩の少ないものを選ぶ等、1日の食事で食塩摂取量を調整することも大切ですね。
最近では、食品だけでなく、飲食店で提供される料理もメニュー表に栄養成分表示をしています。外食では、食塩摂取量が多くなりがちです。しょうゆやソースをかけない、付け合わせの漬物を残す等工夫をしましょう。 |
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適塩の生活の強い味方 |
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カリウムは、食塩に含まれるナトリウムを体外へ排出する働きがあります。野菜は、カリウムを多く含んでいるので、適塩生活にぴったりです。野菜を多く使った料理を選んだり、 野菜を使ったおかず(おひたし、サラダ等)を食事に取り入れるよう心がけましょう。
ちょっとの意識で適塩に。毎日元気に過ごすために、まずは実践してみましょう。 |
食塩相当量の表示が義務付けられたのは、平成27年4月以降であり、経過措置があるため食塩相当量ではなくナトリウム表記をしている食品もあります。その場合は、下記の計算式で食塩相当量を求めることができます。
■食塩相当量(g)= ナトリウム(mg)× 2.54 ÷ 1000 |
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