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健保連大阪連合会は、大阪府歯科医師会との意見交換会を10月6日、ホテルモントレ大阪で開催した。同日は大阪府歯科医師会代表10人と大阪連合会代表9人が出席し、大阪府歯科医師会の事業等と、健康保険組合の財政状況等について、双方の資料にもとづき意見交換を行った。
大阪府歯科医師会からは、「健康は歯から」と、歯科医療と健康との関係を中心に話があった。また、「おいしく食べて健康長寿」のリーフレットをもとに、歯が残っている人は医科医療費が少ない傾向にある、など歯科医療が健康に果たす役割と、今後の口腔ケアの重要性、その他の取り組みについて説明があった。
一方、大阪連合会からは、全国1409健保組合の平成26年度決算見込みについて、保険料率の引き上げ等で7年ぶりの黒字を確保できたが、拠出金等の増加により、まだまだ厳しい状況が続くことを説明した。
また、現役世代が納得できる公平な制度の実現に向けて、高齢者医療の負担構造の改革、拠出金への公費導入や、医療費適正化の必要性等の発言を行った。
最後に、支払い側と診療側という互いの立場は相違するが、国民皆保険制度の必要性や、府民、被保険者、被扶養者の健康を守ることが大切であるとの認識は同じであることを確認した。会合の概要は次のとおり。 |
日 時 |
10月6日(火) 16時30分〜 |
会 場 |
ホテルモントレ大阪 |
出 席 者 |
大阪府歯科医師会 10人
健保連大阪連合会 9人 |
議 事 |
(1)大阪府歯科医師会の事業等
(2)健康保険組合(大阪・全国)の財政状況等
(3)意見交換 |
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