広報誌「かけはし」

■2014年1月 No.508


  夕食から始める適塩ライフ
 年末年始は宴会など外で夕食を食べる機会も増える時期です。
 今回は外食での適塩の工夫についてお話します。
  よく食べるおつまみの食塩量を知ろう
 夕食では、お酒と一緒にとるおつまみは、食塩を多く含むものがあります。ある居酒屋さんの定番料理をみると、鶏のから揚げ(5、6個)で約3g、焼きとり(タレ)2本で約1g、ししゃも焼(5匹)1.3gの食塩が含まれています。これらおつまみの皿数が増えると食塩量も多くなります。
 1食当たり3g未満が望ましく、食塩量の少ないサラダや酢の物、和え物は、0.8gとお勧めです。
   水炊きや湯豆腐などは薬味(大根おろし、ねぎ、生姜、七味唐辛子等)をたっぷり入れて香味を生かしたり、刺身は醤油に直接わさびを溶かず、わさびと醤油を別々につける方が、醤油の量が少なくてすみ、減塩になります。
 ポテトフライは注文の際に「塩をかけないで」と頼むなど、ひと工夫で食塩をカットできます。
  ヘルシーオーダー(健康に配慮した注文)で適塩ライフ
   「フライにソース」「サラダのドレッシング」などは別添えしてくれるお店もあります。ケチャップ、マヨネーズ、酢みそなどの調味料にも食塩は含まれますので、「かける」より「つける」方が減塩になります。