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栄養に関する知識や職場給食での実践ポイント、第3回目は脂質についてお伝えします。
3大栄養素(炭水化物・たんぱく質・脂質)の1つである脂質は、高エネルギー源となる大切な栄養素です。
炭水化物とたんぱく質1gは4キロカロリーのエネルギー源になりますが、脂質1gは9キロカロリーになります。
日本人の食事摂取基準における脂質の摂取目標量は1日の摂取エネルギーの20〜30%としています。
平成22年の国民健康・栄養調査の脂質摂取量の結果では、30%以上とっている人の割合は、男性20.7%、女性28.5%でした。
ただ脂質は多すぎても少なすぎても良くありませんので、栄養のバランスを考えてとることが大切です。 |
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ポイント@メニューの選び方を工夫する |
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揚げ物など、脂質が多く含まれるメニューには、野菜料理や煮物など和食メニューを組み合わせる。 |
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ポイントA見えない油に注意する |
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調味料などに多く含まれている脂質(例えば:ポテトサラダのマヨネーズ、サラダ用ドレッシング、カレーのルー、パンや菓子に含まれているマーガリン、バターなど) |
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ポイントB栄養表示を参考にする |
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職場給食、市販食品の栄養成分表示を参考にする。
飲食店でも栄養価表示、野菜たっぷりメニューの提供などがされています。(ヘルシー居酒屋等:詳しくは下記ホームページ参照)
図1を参考に脂質のとりすぎに気を付けましょう。 |
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