広報誌「かけはし」
   
■2010年11月 No.470

 毎朝、「朝ごはん」を 食べていますか?
   最近は、ファミリーレストラン、丼・めん類店等でも、「朝ごはん」メニューが充実してきています。「朝ごはん」は一日の活動源です。毎日食べて、元気にスタートしましょう。
 今回は外食店での朝食メニューの利用について、ご紹介します。
【選ぶポイント】
主食( ご飯、パン等)・主菜(魚、肉、卵、豆腐)・副菜(野菜、きのこ、海草)が揃っているメニューを選びましょう。

 あなたは和食派?洋食派?
 
○和食派 A男さん
出勤途中での朝ごはんは、焼き魚定食
ご飯、焼きサケ、みそ汁、漬物、味付けのり
【アドバイス】 A男さんの選んだ焼き魚定食のような和食は、エネルギーが低くヘルシーですが、塩分が高めです。みそ汁の汁や漬物は少し残すようにしましょう。
 野菜が少ないので、きんぴら、青菜ひたし等、一品メニューの追加や、みそ汁を具だくさんの豚汁等に変えられるお店もありますので利用し、栄養バランスのよいメニューにしましょう。
 
○洋食派 B子さん
休日の朝ごはんは、家の近くでハムエッグセット
トースト・バター・ハムエッグ、添えキャベツ、スープ、コーヒー
 
【アドバイス】 】 B子さんの選んだ洋食メニューは、一般的に油を使ったメニューが多く、エネルギーが高くなります。パンに塗るバターを控えめにオーダーしたり、ドレッシングが選べるのならノンオイルに変えたりすることで脂肪のとりすぎが防げます。
 また、添え野菜も残さず食べ、さらに野菜サラダを一品追加すると、より栄養バランスのよいメニューになります。

 和食も洋食も共通点として野菜量が少ないことがあげられます。
   日本人の食事摂取基準では、一日の野菜摂取量は、成人で350g以上です。
 平成19年国民健康・栄養調査では、成人一日の野菜摂取量は277gと少ないのが現状です。
 朝食で摂取できないときは、昼・夕食で野菜メニューをとるようにしましょう。
 簡単メニュー「こんな朝ごはん食べたいなぁ」より、野菜メニューを紹介します。みなさんも朝食は抜かずにバランスよくとることを心がけましょう。

「おおさか食育通信」http://www.osaka-shokuiku.jp/
大阪府食生活改善連絡協議会が作った朝食メニュー冊子「こんな朝ご飯食べたいなぁ」より