平成21年度大阪連合会事業計画案の説明があった。
事業計画案の策定にあたり、健保組合をめぐる情勢認識では、はじめに新たな高齢者医療制度による負担の増加という問題がある。そこへ21年度は、100年に一度という世界経済危機の影響で保険料収入減による財政悪化が見込まれ、事業運営は極めて厳しい状況にある。
昨年の全国大会で健保組合存亡の危機突破総決起大会として決議を行ったが、財政調整・一元化構想の阻止活動を継続的に展開する。政管健保への支援金の廃案、21年度予算に盛り込まれなかった等も、要請行動等全健保組合の決意と取り組んだ努力の結果である。
大阪連合会としては、今後も各事業を通じて健保組合の事業運営に貢献できるよう活動の充実を図っていく。全体として組織活動の推進等の取り組み、組合運営支援活動の実施、各委員会で検討した具体的事業の実施等に取り組んでいくとしている。
予算案は2組合の減であるが22000人強の被保険者数増があり、前年度決算見込みを意識して多少の余裕をみた予算編成を説明し、事業計画案とともに了承された。 |