来年度の国の予算、概算要求のなかで、政管への国庫負担の肩代わり問題が出てきた。健保連は8月24日、9月6日に会長声明を出し、医療保険の根幹に関わる問題であり、自主、自律を基本とする保険制度を崩すもの等、絶対に受けられないと表明した。
8月30日に連合、9月18日に経済同友会、翌19日には日本商工会議所からそれぞれ反対を表明し、9月20日の社保審医療保険部会で日本経団連代表が強く反対した。同じ20日、保険局長に対して健保連、日本経団連、連合の連名により、共同意見という形で反対表明をしている。
健保連は、10月24日に各都道府県連合会の会長会議を開催して対策を検討し、11月14日の全国大会で決議ののち、国会議員へ反対の要請をしていく。 |