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近藤洋太氏 |
日本の世帯構成の変化を1980年と2007年とで比べると、単独世帯が20%から30%に増えているのに対し、標準世帯(夫婦+子)が42%から29%に減っています。この変化は健保組合の扶養率と相関しており、1980年度に1.41だった扶養率は2000年度に1.08となり、その後も低下しています。
若い人、とくに女性が被保険者の大半を占めているひとつのある健保組合では、広報誌を若者向けに編集し、自宅にダイレクトで送るなど若い人材を対象にした広報活動を展開しています。社会構造の変化に対応した情報の伝え方と、情報を誰に伝えるのか焦点を絞ることが大切です。
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