広報誌「かけはし」
   
■2007年3月 No.426



外食の多い方へ
  平成15年国民健康・栄養調査では、40代の男性の2人に1人が昼食に調理済み食品も含めて外食をしているという結果があります。
 昼食は時間がないうえに、早く食べられて満腹感がある麺類と丼物。夜には、空揚げ、焼き鳥、焼肉などを肴に飲み会で盛り上がっているという人も多いはず!
 これではエネルギーを摂り過ぎていたり、野菜が不足していたりと、とてもバランスのよい食生活とはいえません。メタボリックシンドロームへ一直線ということにもなりかねません。
 そこで、毎日の食事をバランスよく食べて、外食も上手に摂れるという秘訣をアドバイスします。キーワードは「油」と「野菜」です。


油の多い料理に
      かたよっていませんか?
 料理の選び方で、脂肪やエネルギー量が違います。
 昼食にカツ丼やカレーライスなど脂肪の多いメニューを食べた日の夕食は、油の多いメニューを控えるようにしましょう。下の図を参考に外食を上手に選びましょう。




                                 
外食では、意識して野菜料理を一品加えよう!
 外食でも料理選択を工夫すれば、野菜の摂取量を増やすことができます。

調理法を工夫すれば、野菜がたくさん食べられる
 野菜は、加熱することにより、カサが減り、たっぷり食べることができます。


副菜の野菜料理は1日5皿が目安!
 《一食分に含まれる野菜の目安量》
  野菜炒め    2つ
  野菜の煮しめ 2つ
  野菜サラダ   1つ
  青菜のお浸し 1つ

 バランスよく食べて、毎日、コマにたとえた食事バランスガイドを上手にまわしてメタボリックシンドロームを予防しましょう。