広報誌「かけはし」
   
■2006年9月 No.420


あなたのウエスト何p?
 「ウエストのサイズ?えっと何pだったかな」と洋服のサイズを思い出そうとしている方、ちょっと待ってください。メタボリックシンドローム(内臓脂肪症侯群)の診断基準でいわれるウエスト周囲径は、へその高さで腹囲を※測定します。内臓脂肪が多い目安は男性85p以上、女性90p以上となっています。ご自分のへその高さの腹囲がどれくらいかご存知ですか?

※立って、自然に息をはいた状態でへその高さで測定する。

内臓脂肪の蓄積を防ごう!
 おなかが出てきても「年のせい。まあこれぐらい大丈夫」と片づけられがちですが、肥満の主な原因は食べすぎや運動不足です。
 内臓脂肪は生活習慣の改善で減りやすいとされています。歩くなどの日常の運動量や食生活を見直し、できることから生活習慣を改善してみましょう。

       

食事はゆっくりよく噛んで、腹八分目!脂肪控えめ!
 「おなかいっぱい!満足満足」と満腹になるまで食べていませんか。食べすぎを避け、よく噛んで腹八分目で楽しく食べましょう。
 また、脂肪のとりすぎにも注意が必要です。揚げ物や脂肪の多い肉類を控えるなど、脂肪少なめのメニューがおすすめです。
 寝る前に食べないことや朝食を食べることも大切です。

野菜たっぷり!果物はとりすぎず適量に!
 野菜料理で5皿程度が1日の目安量です。野菜嫌いであまり食べない人は主菜や主食の量が多くなりがちです。野菜や海藻の料理をたっぷり組み合わせて食べてください。
 果物は、適量を食べるようにしましょう。

間食やお酒にも注意!
 甘いものや砂糖のとりすぎにも注意が必要です。「デザートは別腹」でお菓子やアイスクリーム、スナック菓子を食べていませんか。少しくらいとつい口にしてしまいがちですが、高エネルギーなので、間食をよく食べている方や甘いもの・お菓子好きの方は回数や量を減らすなど間(甘?)食習慣を改善してみてください。
 お酒もエネルギー源ですから、適量(日本酒換算1合まで)の範囲にしておきましょう。