広報誌「かけはし」

■2006年8月 No.419



─8月3日に健保連が発表─
 

大阪連合会195組合の決算見込み状況は、次のとおりである。

1.適用状況
(1)組合数と被保険者数は減少の傾向が続く。3組合、13,258人の減少となっている。被扶養者数も47,021人減で、扶養率(人)は0.02減の1.06に低下した。
(2)平均標準報酬月額は、372,091円となり、対前年度1,041円(0.28%)減となっている。
(3)平均標準賞与額は、1,238,547円となり、対前年度4,174円(0.34%)増となっている。
(4)平均保険料率(調整保険料率を含む)は、74.64‰と、前年度に比べ0.74ポイント低下している。

2.拠出金の状況
(1)老人保健拠出金は対前年度358億円の減で、退職者給付拠出金は103億円の増となり、拠出金全体で255億円の減少である。
(2)保険料収入に占める拠出金の割合は、33.98%と、前年度に比べ2.56ポイント低下している。

3.経常収支
(1)経常収支は組合全体で、対前年度12億円増の539億円の黒字である。
(2)赤字組合も全体の28.2%(55組合)に減少した。黒字組合は140組合である。