広報誌「かけはし」
   
■2006年7月 No.418


メタボリックシンドロームとは?
 最近話題の「メタボリックシンドローム」という言葉をご存じですか? 肥満(内臓脂肪の蓄積)がすすむと、糖や脂質の代謝異常が起こり、「高血圧」「高脂血症」「糖尿病」などが重なって起こることが多く、そうした状態をメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)といいます。
 下図のような診断基準を参考にしてください。
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メタボリックシンドロームにご注意!
 「自分には関係ないよ。」と思っている人にも、ちょっとした不摂生の積み重ねでメタボリックシンドロームが、ヒタヒタとあなたに忍び寄っているかも知れません。
 今のあなたの生活習慣を一度見直してみませんか。

メタボリックシンドロームを改善・予防するには?

@朝・昼・夕と三食バランスのよい食事を。
 砂糖・塩分を控え、揚げ物の量を控えるなどエネルギーのとり過ぎに注意し、野菜や豆類などで食物繊維をたっぷり摂るようにしましょう。できるだけ肉ではなく魚類を食べるように心がけてください。飲酒や間食の量にも注意が必要です。

A毎日できる運動を。
 運動は内臓脂肪を減らすのに一番有効な方法です。ウオーキングのように無理なく続けられる運動をしましょう。音楽を聴きながら体操したりといった、楽しく身体を動かす工夫も良いですね。

B禁煙にチャレンジを。
 たばこは、メタボリックシンドロームにも悪影響を及ぼします。しっかり禁煙しましょう。