大阪連合会総会に提出する事業計画の説明が行われ、審議した。
計画案の冒頭に、17年度の制度改革の動きを掲載した。厚生労働省の改革試案、政府与党の改革大綱、これらの動きに対して健保連は、制度改革の提言、11月の全国大会での、拠出金の存続と改悪の断固阻止をはじめとする4項目の大会決議等を内外に示した。
政府与党の大綱については、健保組合の財政影響を踏まえた是正を、国会議員はじめ関係方面に強く要請してきた。首相の施政方針演説の、医療費の適正化、高齢者の負担の見直し、新しい高齢者医療制度等については、国会審議の場において、あるいは法施行後も健保連の主張が反映されるよう、粘り強い活動が必要であり、大阪連合会においても公平性と透明性のある制度改革の実現に向け、一層努力を重ねていくこととしている。
これらの趣旨を踏まえて、組織活動の強化、組合運営の支援のほか、基本方針に基づいて委員会を中心に、それぞれの事業活動を行っていく計画とした。
予算案については、前年度と金額的に大きな変化がない内容を説明、事業計画案とともに了承された。 |