コミュニケーションにはいくつかのパターンがあります。
(1)非主張的 自分を抑えて相手を立てる自己表現。自分の思いを表現しないため、理解されにくく、結果的に怒りをためてしまうので、あまり健康的な方法ではありません。
(2)攻撃的 自分を主張して相手を抑えたり、無視したりする自己表現。丁寧でにこやかでも、相手にノーをいわせない雰囲気があれば、それは攻撃的です。こういう人は親しみをもたれなかったり、孤立するかもしれず、精神的に安定しているとはいえない可能性があります。
(3)アサーティブ 自分も相手も大切にする自己表現。自分の思いや考えを正直に素直に表現することが重要なポイントです。
さらに、アサーションには2つの段階があります。
(1)@自分の気持ち、考えを明確にする。Aその気持ち、考えを言語化する。
(2)@相手がどう受け止めるかを待つ。A相手を理解する(受け止める)。
相手の反応はイエスのときもノーのときもあります。相手を理解することは同意することではありません。ノーという権利もあります。
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