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 ■油脂って？
皆さん、「油脂」と聞いてどんなことを思い浮かべますか？「肥満のもと」と思ってしまう人も多いのではないでしょうか？
まずは次のクイズに挑戦してみてください！
■油脂は大切な栄養素
「油脂」は、私たちの体にとって、とても大切なエネルギー源であり、必要不可欠な栄養素です。
■とりすぎにご注意！
しかしとりすぎると、血液中の中性脂肪やコレステロールを増やし、肥満をはじめ高脂血症や動脈硬化の原因となり、生活習慣病を招きます。だから油脂は上手にとることが大切です。
■魚のあぶらは特別です
あぶらには、３つの種類があるのをご存知ですか？①肉やバター、ラード、乳製品などの「動物性」、②サラダ油やオリーブ油などの「植物性」、③いわしやさんま、さばなど「魚に含まれるもの」です。たとえば、植物性や魚に含まれるあぶらには、ＥＰＡ（エイコサペンタエン酸）やＤＨＡ（ドコサヘキサエン酸）などの不飽和脂肪酸が多く含まれているので、適量を摂取することで、血中の中性脂肪やコレステロールの増加を防ぎ、生活習慣病の予防につながります。
■ヘルシー料理に変身！
油脂の摂取量は料理の工夫で減らせます。
①炒め物より、蒸す・焼く・ゆでる料理を。②テフロン加工の調理器具を使えば油脂量も少量でおいしくできます。③脂身の多い肉やバター、ラードなどの動物性のあぶらは控えましょう。
■大阪人は
外食好き！？
日本人の食生活は、欧米化により肉が中心の食事になりました。さらには外食、ファーストフードなどの利用が高まり、若い頃から油脂を多くとる傾向が問題になっています。また、大阪府民の外食率は他府県に比べて高くなっています。外食での油脂や塩分のとりすぎに気をつけましょう。
■今日から
始めましょう！
健康な毎日を送るために、「１日３食・油脂ほどほど」の食事を心がけてください。
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