<かけはし11月号より> 春を呼ぶ神事、お笑い神事とも呼ばれる枚岡神社(東大阪市)の「注連縄掛神事」は、暮れも押しせまった12月25日に行われる。白装束の氏子総代20数名が早朝から作りあげた真新しい注連縄を、鳥居と社殿との間にある注連縄掛柱にかける。その下で、注連縄と社殿に向かって宮司や神職、氏子総代が3度「ワァッハッハァー」と大声で高笑いをするというもので、冬の太陽を元気づけ、春を呼び、そして豊作を祈願する神事となっている。
枚岡神社の (しめかけ) 注連縄掛神事
伝統祭事シリーズH