<かけはし10月号より> 薬のまち、道修町にある少彦名神社では毎年11月22日と23日に「神農祭」が斉行される。親しみを込めて“神農さん”とも呼ばれ、大阪の祭りの最後を締めくくる「とめの祭り」としても知られている。辻提灯や大笹飾りが立てられた道修町の通りは両側に100近い露店が並び、終日、大勢の人出で賑わう。 健康を願う参拝者は神虎笹やお守りの張子の虎などを買い求め、境内に隣接する「くすりの道修町資料館」にも立ち寄って見学して帰る人も多い。
(すくなひこな) 少彦名神社の (しんのう) “神農さん”
伝統祭事シリーズG